This is CENTER BACK , 奈良龍樹 | FOOTBALL IS MY LIFE

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川崎フロンターレのサポーターです。

This is CENTER BACK , 奈良龍樹

レッズ森脇との接触で10針も縫う裂傷を負った奈良龍樹が、ガンバ戦の遠征に帯同するようです。
確かに骨折や打撲ではなく、筋肉系のケガでもないので、傷口をしっかり閉じることさえできれば、プレーは可能かもしれません。

今年の天皇杯決勝で、レッズ槙野が右手の掌に裂傷を負いましたが、包帯のような物を巻いて、そのままプレーを続けました。
ただ、奈良龍樹の場合は足ですからね。
おそらく痛み止めを打ってプレーするのでしょうが、状況が悪化しない事を祈ります。
まさに、This is CENTER BACK。
DFラインにケガ人が続出するなか、彼のファイティング・スピリッツには頭が下がります。
FC東京に所属していた昨シーズン、殆ど試合に出られませんでしたからね。
彼は試合に出ることに飢えているのでしょう。

奈良龍樹といえば、FC東京戦でのプレーが印象に残っています。
奈良は、自分を評価してくれなかったフィッカデンティ監督を恨んでいたかもしれません。
また、同じセンターバックだった森重、丸山や吉本に対しては、かなり意識していると思います。
FC東京に勝利した時の奈良の喜びようは半端なかったですからね。
そして、試合終了後の握手を交わす際、奈良龍樹とFC東京の選手との間には、何か気まずい空気があるように感じました。
気のせいでしょうか?

今日の奈良龍樹があるのも、フィッカデンティ監督の元で激しい守備サッカーを叩き込まれたからでしょうし、森重という良いお手本が近くにいたからだと思います。
そういう意味では、我々もフィッカデンティ監督や森重に感謝しなければなりません。

ただ、FC東京で全く試合に出られなかった奈良龍樹が、移籍して早々にフロンターレのレギュラーセンターバックになった事は、フロンターレの他のセンターバックにとって、非常に恥ずかしい事です。

さて、明日の試合はエウシーニョが不在です。
どんな試合展開になるか全く予想がつきませんが、大阪から勝点3を持ち帰ることを期待しています。