ヒット商品は過去たくさんありましたよね?
随分前には、ドラゴンクエストが流行りました。 (ふるぅ~!)
発売日には、徹夜組もいたりして、数時間で売り切れる凄まじさでした。
『売れるもの』、には必ず売れる理由があります。
便利性だったり、娯楽性だったり、使いやすさ、値段が安い、耐久性が優れている、など。
ヒット商品には、他と違う何かがあるものです。
これらを一言で表せば、『付加価値が高い』、となるでしょうか。
付加価値とは、本来の有るべき機能(基本機能)にプラスされているものです。
別になくても、その商品の機能には影響ありません。
【悪いものは売れない】
これは正しいとおもいますか?
正しいですよね??
では、
【売れないものは悪い(商品)】
これはどうでしょうか? 正しい?
同じように、
【良いものは売れる】
【売れているものは良い(商品)】
これも正しいですか?
一つだけ正しいと思うものを選べ、といわれたら、あなたはどれを選びますか?
ここで考えなければいけないのは、
『良いもの』 とは?
誰が決めているのか?
何をもって、『良いもの』 だと決まるのか?
一般的に、企業はユーザーに対して、提案をしています。
こういう商品は、こんな事が出来て便利ですよ、如何ですか? と。
企業が商品の価値を決めているわけではありません。 (当たり前ですよね)
農産物の例で見てみましょう。
例えば、スイカ。
見た目がきれいで、大きくて甘いスイカは、皆さん好きですよね?
(甘くないスイカが好きな人っています?)
農産物は比較的簡単に、『いい』、『悪い』、が決まります。
ほぼ、品質のみで決まるからです。
では、工業製品はどうでしょうか?
これは少し複雑になります。 品質のみで決まらないからです。
モノ(ハード)以外に、使い方(ソフト)がはいってきますので。
完全に感覚、主観の世界である、音楽を含めた芸術の分野はもっと複雑でしょう。
音楽の中で、歌謡曲を例に見てみましょうか。
ここ最近、ヒットチャートの上位を占めているのが、AKB48と嵐ですかね。
よく売れていますよね。
では、
『いい歌だから売れている』、 のでしょうか?
それとも、
『人気があるから売れている』、のでしょうか?
よく、『売れていない中にも、いい歌はある』、って聞きますよね?
つまり、
【売れているからといって、いい歌だとは限らない】
【いい歌だから売れる、とは限らない】
ってことですよね。
でも、
ここでも、『いい歌』、は誰が、どうやって決めるのか? 決まるのか?
が問題になってきます。
これが解決されなければ、この禅問答みたいな命題の答えは出てきません。
逆に言えば、これが解決されれば、答えは出てくるということです。
一部の専門家が、これはいい歌だ、と決めるのでしょうか?
投票か何かで決める? 見たことも聞いたこともないですが・・・
あなたが好きだから、いい歌なのでしょうか?
あなたにとっては、そうですよね?
さて、 少し答えに近づいてきましたね。
私が好きな歌は、私にとっていい歌です。
あなたが好きな歌は、あなたにとっていい歌です。 (たぶん・・・)
そして、いい歌の基準も、あなたと私では違います。
同じ歌を聞いても、ある人には明るく楽しい気持ちになるから好き、であっても、
別の人には、うるさいだけで中身はないし、歌もうまくない、など気に入らないかもしれません。
いい歌、気に入った歌は、何回も繰り返し聞きたいものですよね。
何度聞いても飽きないものでもあります。
そこで、お金をだしてまでも、CDとか買おうとします。
そこに、その人にとっての価値があるから、お金を出して買うのです。
その一人、一人のものを買うという行動の結果が、『良い』、 『悪い』、 の評価なのです。
やっと、結論にたどり着きましたね。
私の結論は、
『いい商品かどうかを決めるのは、購買という行動の結果起こる社会現象で、
たくさんの人に受け入れられたものが、いい商品である』
です。 従って、
『売れていない中にも、いい歌はある』、は私の中にはありません。
(売れていない中にも、私の(あなたの)好きな歌はある、はあります。)
先の命題で、私がとるスタンスは、
【売れているものは、良い商品だ】 (いいものは、売れる ではない)
です。
あなたが、 【売れていない中にも、いい歌はある】、の立場をとるのはもちろん自由です。
でも・・・
『なぜ、いい歌なのか?』
『なぜ、売れないのか?』
に答える必要があります。
あなたに、答えられますか?