京都の梅の名所をあまりよく知らないのでいつもSNSを見て参考にしております。
そこで見た興正寺の梅。ちらほら拝見していたので場所を確認したら
なんと西本願寺のお隣さん。
小生、東本願寺は何度か参拝に訪れたことはあるけど西本願寺は行ったことがない。
しかもSNSでよく目にする梅小路公園の梅林も近くにあるではないか。
実は2月24日(土)は3連休唯一の天候に恵まれた日。
東寺に行こうかそれともこちらへ行こうかと迷いましたが
3カ所初初初訪問と言うことでこちらへ向かいました。
興正寺(こうしょうじ)は、親鸞聖人(1173~1262)を開祖とする真宗興正派の本山。
興正寺の創建は鎌倉時代で親鸞聖人が、建暦元年(1211)に勅免をうけた後、翌建暦2年(1212)に
京都へと一時帰洛して、山科の地に一宇を草創したことに始まります。
興正寺という寺号は、順徳天皇(1197~1242)によって名づけられたと伝えられ、
日本に仏教をひろめた聖徳太子の事績にちなみ「正しき法を興し、さかえさす」
(正法を興隆する)との願いが込められているそうです。
この日は本当によい天気。
青空をバックにめっちゃ映える紅白の梅。
SNSを見てめっちゃ期待してやって来たのだが
梅の木は三門前にあるだけでした。
御影堂前にも大きな木があったけど全く咲いてなくて
もしかしてあの木も梅の木なのかな?
北野天満宮の梅を見たこともあってそして期待も大きかったのでちょっとショックだべ。
けれども興正寺の梅もこのまま暖かい日が続けば満開になる日も近いだべさ。
阿弥陀堂。
大正4年(1915)再建
本瓦葺二重入母屋造の興正寺の本堂で、中央に本尊の阿弥陀如来の木像を
安置しています。
上記の回廊にあった瓦。見事な造りです。
鐘楼。
安永3年(1774)建立
本瓦葺入母屋造の袴腰楼造の鐘楼で、梵鐘の大きさは直径約1メートルあるそうです。
皇太后恭礼門院(一条富子)から梵鐘とともに寄進され、経蔵とともに明治35年の火災を免れており、
当時の興正寺を今に伝えています。
経蔵。
嘉永元年(1848)建立
初層は唐破風付白壁土蔵造、二層は唐破風付楼造、屋根は宝形造の経蔵です。
中には経・律・論のすべてを収録した一切経がおさめられています。
建立当初の位置が唯一変わっていない貴重な建築物だそうでです。
そして
辰年には必要不可欠な龍様。
今年も既に2カ月が過ぎようとしていますが龍様にお会いしたら
心身ともにギュッと気持ちが引き締まりました。