誰もいない時間で良かった
昨早朝、6時過ぎに会社に着き、夜勤担当の先輩と挨拶を交わす。
「事故しちゃったよ‥」と先輩が言ってきたので、
最初は来る途中か何かで、車で事故ったのかと思ったが、
どうやらたった今、しかも工場内で事故を起こしてしまった様だ。
工場内に入ると、見たことのない形で色んなものがクラッシュしている。
何トンクラスかの品物や治具が、作業場に倒れており、こりゃ復旧に半日はかかるだろうと思った。
何よりまず、機械を運転していた先輩に怪我がなかった事。
そして、誰もいない朝方の事故であった事。
これらが正に「不幸中の幸い」であった。
複数の人員で作業していたら、完全に死んでいたと製造部長が言っていた。
結局復旧には数時間を要したが、
その際、クレーンの運転を担当した自分は、他部署から20-30人の社員が見守る中の作業で、
とにかく二次災害を起こさぬ様に細心の注意を払って従事した。
あらためて、命の危険と隣り合わせな仕事なんだということを再認識した出来事だった。
それを伝えたくて、他部署の社員に誰かが声をかけたのだろう。
R.Aや会議がこれから重なり、ルールも改善されていく。
これからの対処がまた大変になりそうだ。