生まれたての子鹿
夏場、夜に攣る。
主に、腿、脹脛、
あとは首、脇腹。
要は汗のかき過ぎと、疲れ。
帰宅後に急激に冷やすことによるもの、
運動不足や食べ物のバランス。
様々な理由が考えられるが、
とにかく夏場にそれは集中する。
なので、スポーツドリンクが欠かせなくなった。
その甲斐あってか、攣る回数がかなり減った。
だが、油断するとすぐに攣る。
攣るタイミングが一番多いのは、
一旦横になって休んで、
再び起き上がる時。
ならば起き上がり方を変えれば良いのでは?
そう思いついた自分は、
一旦180度回ってベットからフローリングに降り、
うつ伏せの状態から、徐々にクロマニヨン人の法則の様に立ち上がる。
それを「生まれたての子鹿」と呼んでいる。
子鹿に変わってから、更に攣る回数は減り、
これなら暑い夏も乗り切れると確信しかけていたが、
昨晩、小鹿の最中に左足の親指にビニール袋が引っ掛かり、
見事に攣った。
原因と対策としたらば、
ビニール袋を乱雑にフローリングに置き放たない事。
これを守って今日からまた俺は、子鹿を続けてみよう。