謎の物理学者安江邦夫。

 

うさんくさい人です。さとうみちおというこれまた胡散臭いスピリチュアルゆーちゅばーがすごい人だと紹介していて

このような新参者から紹介されるまでもなくずっと宇宙とか宇宙人とかのことを世の中に広めようとして活動はしていたようです。

 

東芝か何かの企業の研究職でのサラリマン生活に失敗してどうしようかというところをうまくこのノートルダム大学

のシスター渡辺に拾われてそこで物理学と心理学をクロスオーバーしたことを教えていたそうです。

 

安江邦夫は安江邦夫で取り上げるべき人物だと思っているのですが、何よりまず自分が言いたいことは

 

俺、シスター渡辺に長崎のほうの駅のホームで会ったことある!という事なのですよね。

 

長崎の諫早湾を目指して在来線で移動していた時に、あれはどこの駅だったのか。

 

サガン鳥栖の鳥栖駅だったかもしれませんね。乗り換えでけっこう待っているときでした。

 

暑かったです。九州の夏はこっちとは一味違いますよね。照り付けるように、そして空気が乾燥していて

サウナのようです。そこで電車を待っているときにたぶん自分のほうが先に椅子に座っていたんですよね。

 

そしたらそこに得も言われぬ、なんともいえない明らかにただものではない気品を備えた修道女の格好をした、これをシスターというのですね、当時は知りませんでしたが、淡い色のねずみ色をした修道服を着られた方がやってきて近くに座られました。どこかで見たことがあるような気がするな、とおもいながら、小さなおばあちゃんのような人が横にしばらくいられたのでした。明らかにただものではないので、。同時に向こうの女性も何やらこちらの方を少し意識しているようでした。ふうてんのような格好をしてあなたは何なのですか。おばあさんは言いたげでした。

 

こちらもただものではないとお見受けしますがどのような方ですか?

 

昔の説話集ならかならずそうやって会話が始まったことでしょう。いかんせんわしは昭和の後期に生まれた平等の世の人間でした。へりくだりつつあなたは何者ですか?と聞くすべを持たなかったのです。

 

お互いきになりつつ一言も言葉を交わすことはありませんでした。

 

今シスター渡辺さんのお写真を探すと、すべて黒の修道服の写真が出てきます。

夏はねずみ色の夏服の修道服を着ていたという事がわかればまちがいなくあれはシスター渡辺だったとわかるのですが。ほぼ間違いないと思いますよ。

 

なにかね。本物は本物を知りますから。

 

わしにもシスターにも互いにただならぬものを発していたのです。

 

ただシスターの雰囲気はわしに小言の一言でも言いたげでした。

 

よほど浮世離れした雰囲気をしていたのでしょうね。

 

わしはシスター渡辺にあったことがある!誰かわからないままでも、ただものではない雰囲気を感じ取って覚えていた。安江氏の話を聞いてそうか、あれはシスター渡辺という人だったのだ、諫早湾の干拓のための水門を見に行った日のことが鮮やかに思い出されたのでした。