およそ芸術というのは、音楽・美術・演劇等なんであれ、美しさを追求するものだ。
何を美しいと思うかは人それぞれなので、様々な種類の作品が生まれる。
そして、多くの人々に支持される作品が最も美しいものだということになる。
しかし、一時期に熱狂的な支持を集めた作品が後世まで残っていくかというと、必ずしもそうではない。
その作品の存在する時代の空気や人々の欲求を、うまくとらえた流行的な作品は、その時代感覚の鋭さという意味では称賛に値するけれども、時代を超えて人々の心を惹きつけるとは限らない。一方、その作品が生まれた時代には見向きもされなかった作品が、後世になって高く評価されることもある。
芸術作品は作者の感性と多くの人々の感性が響きあうことがなければ評価されない。作者がどれだけ美しく研ぎ澄まされた感性(作品がきれいという意味ではない)を持ち、そういった作品を世にだしたとしても、受け取る人々の感性が作者の感性に追いついていなければ、その作品は埋もれてしまう。
ひとりひとりの人間の個性もひとつの芸術作品のようなものだと思う。空気を読み取ることに敏感な者は高い評価を受け、重用される。しかし、時代の流れに逆らうとは言わないまでも、時代の流行に頓着しない者は、評価されにくく、また、その個性を発揮する場を得ることができない。
本当の美しさというのは、一時的な流行なんかじゃなく、時代を超えて人々の心を打つものだと思う。そして、本当に美しいものが評価されない世界は悲しい世界だ。
評価は社会が、つまり多くの人々がくだすもの。人々に理解する感性がなければ、その美しさは社会の片隅で朽ち果てるのみだ。そんな、もったいないことをしないためには、ひとりひとりが感性を磨くしかない。
当たり前のやり方でものごとを見てばかりいると、新しい発見や隠れた美しさを見つけることは出来ない。ものごとを様々な角度から眺め、人とは違う切り口ややり方で新しい発見が出来る。それが豊かな感性というものだろう。
では、感性を豊かに磨き、本当の美しさに出会うために出来るただ一つの方法は....。
”常識を疑え!”
この一言に尽きると思う。
私の大好きな絵本に「100万回生きたねこ」(佐野洋子 著)という本がある。
とても有名な本なので知っている人も多いことだろう。
自信家で人生を舐めきっていた主人公のねこは、ラストで最愛の人(じゃなくてねこかぁ)を無くした悲しみのあまり100万回泣き続けた後に天国に旅立つ。
あなたは100万回泣けるほどの経験をしたことがあるだろうか?
もしそんな経験がなくても、こんなことがあったら100万回泣いてしまうということがあるだろうか?
100万回泣くって?
人は(きっとねこも?)、もちろん悲しい時には泣き、場合によってはうれしい時にも泣く。でも、自分の命が無くなることも分からず、泣くことをやめることができないのは、悲しい時しかない。
悲しみは何か大事なものを失うことで襲ってくる。100万回泣くほどの悲しみの後ろには、100万回笑えるほどの喜びがあったに違いない。
だから、100万回泣けるということは、とても幸せなことなのかも知れない。
100万回喜んで100万回泣けば、人生のプラスマイナスは0
でも、出来ることならば、
100万回喜んで100万回泣き.....
そして、最後に1回笑いたいと思う。
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))/講談社

¥1,470
Amazon.co.jp
とても有名な本なので知っている人も多いことだろう。
自信家で人生を舐めきっていた主人公のねこは、ラストで最愛の人(じゃなくてねこかぁ)を無くした悲しみのあまり100万回泣き続けた後に天国に旅立つ。
あなたは100万回泣けるほどの経験をしたことがあるだろうか?
もしそんな経験がなくても、こんなことがあったら100万回泣いてしまうということがあるだろうか?
100万回泣くって?
人は(きっとねこも?)、もちろん悲しい時には泣き、場合によってはうれしい時にも泣く。でも、自分の命が無くなることも分からず、泣くことをやめることができないのは、悲しい時しかない。
悲しみは何か大事なものを失うことで襲ってくる。100万回泣くほどの悲しみの後ろには、100万回笑えるほどの喜びがあったに違いない。
だから、100万回泣けるということは、とても幸せなことなのかも知れない。
100万回喜んで100万回泣けば、人生のプラスマイナスは0
でも、出来ることならば、
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そして、最後に1回笑いたいと思う。
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))/講談社

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子供の時にテレビで見たヒーローたちは、大人になった私たちに大きな影響を与えていると思う。
軍国主義のヒーローたちを見て育った子供たちは、その道を目指そうとするだろうし.....。
偏った考えに基づいたヒーローたちを見て育てば、そのような考え方を当然と思う大人に成長するだろう。
私の少年時代はウルトラマンや仮面ライダー全盛期だった。当時の大人たちは子供だましと明らかに低く見ていたような気がする。しかし、40年以上年たった今も愛され続けるこれらのヒーローは決して、ただの子供だましではなく、大人に対しても崇高なメッセージを投げかけていた。
大人になり様々な人生の経験を積み重ねることで、これらのメッセージの意味がやっとわかるようになったような気がする。
このようなヒーローに育てられた自分を幸せに感じるとともに、
ヒーローたちを生み出した先輩たちやこの国を誇りに思う。
優しさを失わないでくれ…
弱い者をいたわり、互いに助け合い、 どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでくれ…
たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと…
それが私の最後の願いだ!
(ウルトラマンエース/ウルトラマンA第52話「明日のエースは君だ!」)
軍国主義のヒーローたちを見て育った子供たちは、その道を目指そうとするだろうし.....。
偏った考えに基づいたヒーローたちを見て育てば、そのような考え方を当然と思う大人に成長するだろう。
私の少年時代はウルトラマンや仮面ライダー全盛期だった。当時の大人たちは子供だましと明らかに低く見ていたような気がする。しかし、40年以上年たった今も愛され続けるこれらのヒーローは決して、ただの子供だましではなく、大人に対しても崇高なメッセージを投げかけていた。
大人になり様々な人生の経験を積み重ねることで、これらのメッセージの意味がやっとわかるようになったような気がする。
このようなヒーローに育てられた自分を幸せに感じるとともに、
ヒーローたちを生み出した先輩たちやこの国を誇りに思う。
優しさを失わないでくれ…
弱い者をいたわり、互いに助け合い、 どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでくれ…
たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと…
それが私の最後の願いだ!
(ウルトラマンエース/ウルトラマンA第52話「明日のエースは君だ!」)