とても有名な本なので知っている人も多いことだろう。
自信家で人生を舐めきっていた主人公のねこは、ラストで最愛の人(じゃなくてねこかぁ)を無くした悲しみのあまり100万回泣き続けた後に天国に旅立つ。
あなたは100万回泣けるほどの経験をしたことがあるだろうか?
もしそんな経験がなくても、こんなことがあったら100万回泣いてしまうということがあるだろうか?
100万回泣くって?
人は(きっとねこも?)、もちろん悲しい時には泣き、場合によってはうれしい時にも泣く。でも、自分の命が無くなることも分からず、泣くことをやめることができないのは、悲しい時しかない。
悲しみは何か大事なものを失うことで襲ってくる。100万回泣くほどの悲しみの後ろには、100万回笑えるほどの喜びがあったに違いない。
だから、100万回泣けるということは、とても幸せなことなのかも知れない。
100万回喜んで100万回泣けば、人生のプラスマイナスは0
でも、出来ることならば、
100万回喜んで100万回泣き.....
そして、最後に1回笑いたいと思う。
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))/講談社

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