今日現在のメルカリUSAのショッピングカテゴリーでのシェアは27位前後です。やはり予想どおり、じりじりと順位を下げています。

 

日本的な感覚で、規制規制と出品者に規制したりするとすぐにトランザクションに反映され、嫌気がさして客を逃すことになります。アマゾンやEbay等の大手がモービル・アプリへの比重を移しはじめて様々な企業が入りはじめ、サービスも真似しようとしていますから、単純なクーポンやクレジットの乱発で一時的に客を集めても結局は他の企業に客を取られる結果になります。

 

きちんとルールを守って出品している出品者は業者であっても規制せずにトランザクションを増やすことを第一に考え、シェアをとってゆく戦略にしてゆくほうがポジティブな経営手段だと感じます。

 

今のままでは、買収の対象にもならず、ジリ貧に終わり、最後は撤退する。という事態になるかもしれません。

 

日本的な考え方は規制すれば少し落ち着いて無難に経緯するであろうと考えているかもしれませんが、アメリカでは規制すると猛烈に反発しますから、すぐに客が逃げることになります。もっとゆるやかにしてシェアを拡大することに重点を置くのが肝要です。

 

若いだけで先のことを考えない子供ばかり社員にかかえて右往左往無駄な動きをしないで、きちんとレポートしたり現状に意見したりするモニターを使わないといけないと思います。

今日現在のメルカリのUSAにおけるシェアは、モービルアプリの中では、19位ぐらいです。Googleプレイのダウンロードは13位のようです。

 

一進一退というか、初期のような勢いはないかもしれません。経営者サイドは上を目指して打開策を練っていると思います。

 

やはり、アマゾンのように安定した企業を目指すのであれば、ASPにアドバタイザーとして参加し、アフィリエイト・プログラムを提供し、パブリッシャー(アフィリエイター)に宣伝をしてもらうのが安定の一途になるのではないか、と思います。もしくは、自社でアフィリエイト・プログラム・システムを構築し、自社で供給するのが資本に見合った行動かもしれません。

 

本当に成功を目指すのであれば、きちんとしたモニター等を使い情報を吸い上げたり利用者の声を最大限に活かさないとアメリカではだめでしょう。

 

メルカリの本社は六本木ヒルズにあると思われますが、経営者の方たちはどういう動きをされているのでしょうか。もし、毎晩飲みに出たりされているのでしたら、もう明日の敗北は決まったものでしょうか。アメリカの企業経営者で成功している方で小泉さんのように太った方はおられません。対外的にはアメリカ人はずごく見栄をはりますが、実際は、初期の宇野さんや藤田さんのようにモーレツに働いている姿が現実です。お酒を飲む頻度は週に1日で多いほうでしょうか。

ビル・ゲイツが奥さんとよく行かれる寿司レストランに私も時々行きますが、普通の小さなお店です。豪華ではありません。日本から見るとアメリカの経営者はすごく豪華な生活を送っていると見えるかもしれませんが、実際は質素です。

 

物価が高すぎるサンフランシスコにUS本社に置く、というのも非現実的に見えます。

比較をするため、モービル アプリの主要なものほとんどユーザーIDをとり、各社出品しはじめました。

letgo, OfferUp, Listia, Poshmark, Craigslist, etc

メルカリも含め、すべて個人出品者として、ひとつひとつ出品し使い勝手や操作感、手数料、顧客のようす、便利さ、不便さ等ずっと見ています。

 

各社は、携帯電話上での操作が同じように自宅のパソコンからも同じように操作できますが、メルカリのみ、携帯電話からの操作が自宅のパソコンでは同じようにできません。

 

おかしい部分があり、携帯電話に顧客からメッセージが届いたと通知が来るのに、携帯電話からでは見ることができず、自宅のPCのブラウザからだと、読めて、またチャットも使える。という矛盾した部分があり、非常におかしいと感じます(不便であると)。

 

日本の国旗を掲げてアメリカに進出しているので、日本国籍の私としては応援しようとしていますが、大きく矛盾した部分があり、もし恣意的にそう操作しているのなら、2流3流のまま推移してゆくでしょう。(利用者、顧客の立場でモノを考えていないため)

 

他社は、手数料を無料にして、とにかくトランザクションを増やす、顧客を増やす、という戦略をとっており、最大手の letgo のCEOが言われていますが、まだ各社顧客数は拡大しており、喰い合いにはまだ至っておらず、飽和状態、限界点は来ていないようです。限界点がくれば2番手のOfferUpを買収する動きに出るかもしれません。

letgo を使っていると時々、使い勝手を聞く窓がでてきて、常時顧客からフィードバックを得ようと努力している様子が見え、それに加え最新のAIも駆使しているので、それは最大手になるでしょう、と感じます。

 

クーポンやクレジットを乱発して購買意欲を煽り、トランザクションを増やす、という誰でも考えつく単細胞な手法を続けているだけでは、メルカリUSAの先は見えているように思えます。おそらく、今の5番手6番手以降の立場のままでゆくと、必ず企業買収のオファーが来ますから、そこでどう我慢して続けてゆくか、ということです。

せっかく日本から進出しているのですから、身売りせず、頑張って続けてほしいと願います。

Googleやアップル、マイクロソフト等の企業に円を吸い上げられ続けた今までから、外貨を日本へ還流させうる唯一のベンチャーですから、頑張ってほしいと思います。

 

 

一応、日本国籍の日本人ですから、メルカリUSAを応援しようと毎日出品していますが、だんだんと毎日売れるようになってきました。

 

メルカリUSAのほうは、携帯電話に特化しているようで、パソコンやノートパソコンから購入者の注文を見たり、郵送先を見たりすることできず、セラーにとってはやや不便です。

 

携帯電話はよく置き忘れたり盗難にあったりすることがあり、そういうケースの対処はまだ未対応のようです。まだ駄目だと思いました。

 

たくさんの種類を出品しますが、キーホルダー型のキャンプ・ツールで小さな3センチほどのナイフがついているものを出品したとき、インアクティブに一度だけされたことがあり、ちょっと神経質だと感じました。

 

うーん、日本人として応援するために出品したりしていますが、まだ不便で敷居が高いように思えます。

日本のヤフーオークションのように 一人勝ちを目指すなら もっと敷居を低くして、出品者、購入者を増やす必要があります。

クーポンやクレジットを購入者に大量にばら撒き、プレゼントして購入意欲を煽り今はトランザクションを増やしていますが、いつまでもそれでは競合に負けると思います。

 

使いやすさが同じで、取引が終了したときの手数料がもっと安い会社が出てくると、1日で運営の危機に陥るでしょう。

 

購入者に対して目を向けすぎで、セラーに対する利便性にも比重を置くともっと利用者増えると思います。

 

メルカリは個人間取引に特化したフリマのようですね。いくつかメルカリUSAに出してみました。中には出して5分で売れたものもあり、使いやすいとは思います。

ビジネスとして見てみると類似競合が4社あり、メルカリの使いやすさを真似、手数料率を10%以下にする業者が現れるとメルカリはすぐにシェアを奪われるでしょう。

 

アメリカの人は、絶対的に安さで判断しますから。

 

今は、メルカリ・サイドは、クーポンを乱発して買い手を集めており、そんなに多額には利益でていないのではないでしょうか。そう感じました。何となくですが、日本の資本と収益をアメリカやロンドンに投下して、事業を拡大させている最中のようです。

 

日本は会社員の比率が60%を超えると思うのですが、アメリカは事情が違います。日本では、たいていどこそこに勤めているというのが普通に聞かれることでしょう。でもアメリカでは、個人一人で仕事を行っている個人事業主が無数にいて、全体の50%を超えます。

ですから、個人間取引に固執すると、何となくですが、あと数年でメルカリは他社にシェアを奪われ衰退するように思えます。

世界中から優秀な人がアメリカに集まってきますから、おそらくメルカリの今の規模を10人ぐらいの社員で開発・事業化され、凌駕されるに違いありません。

 

ざっと見渡して、ファッション系中古衣料等の衣類とかの比率が高く、中古衣料の取引額はそんなに巨額になりませんから、そのうち頭打ちが来るように思えます。ただ、それらの危機感の現れか、スマオクという会社を買収したようです。非常に厳しいかもしれません。経験です。

 

山田という方一人しか、メルカリで危機感をもって社業にあたっている人はいないかもしれません。

 

 

シアトルは全米でサンフランシスコに次ぎ日本人の移民の歴史が古い土地です。ですから、日系人のお墓もたくさんあります。

 

渡米直後から非常にお世話になった母親と同じ年齢のアメリカの日本人女性のお墓がある場所を撮影してみました。多忙なため、簡単なスライドショーにしてYouTube にUPしてみました。

 

https://youtu.be/DE4bTZXi3IQ

広告はついていません。

日本のメルカリのWebサイトからは日本の利用者は出品できるようですが、メルカリUSAのWebサイトには、出品という赤丸の表示は出てこなくてコンピューターからは出品できないようです。

携帯電話のみに特化しているのでしょうか。私のような大量出品する者がいるので、コンピューターからも出品できるようにすれば、おそらくもっと売上が増えるでしょう。