メルカリは個人間取引に特化したフリマのようですね。いくつかメルカリUSAに出してみました。中には出して5分で売れたものもあり、使いやすいとは思います。

ビジネスとして見てみると類似競合が4社あり、メルカリの使いやすさを真似、手数料率を10%以下にする業者が現れるとメルカリはすぐにシェアを奪われるでしょう。

 

アメリカの人は、絶対的に安さで判断しますから。

 

今は、メルカリ・サイドは、クーポンを乱発して買い手を集めており、そんなに多額には利益でていないのではないでしょうか。そう感じました。何となくですが、日本の資本と収益をアメリカやロンドンに投下して、事業を拡大させている最中のようです。

 

日本は会社員の比率が60%を超えると思うのですが、アメリカは事情が違います。日本では、たいていどこそこに勤めているというのが普通に聞かれることでしょう。でもアメリカでは、個人一人で仕事を行っている個人事業主が無数にいて、全体の50%を超えます。

ですから、個人間取引に固執すると、何となくですが、あと数年でメルカリは他社にシェアを奪われ衰退するように思えます。

世界中から優秀な人がアメリカに集まってきますから、おそらくメルカリの今の規模を10人ぐらいの社員で開発・事業化され、凌駕されるに違いありません。

 

ざっと見渡して、ファッション系中古衣料等の衣類とかの比率が高く、中古衣料の取引額はそんなに巨額になりませんから、そのうち頭打ちが来るように思えます。ただ、それらの危機感の現れか、スマオクという会社を買収したようです。非常に厳しいかもしれません。経験です。

 

山田という方一人しか、メルカリで危機感をもって社業にあたっている人はいないかもしれません。