夫婦の行動領域 ②


古風な夫婦を望む人もいれば

近代的な同格夫婦を望む人もいて、

中には契約結婚みたいな人もいます。


結婚というものはあくまでも現実であり

恋愛のような

夢物語的なものであるはずがない。


結婚の意義というのは

ある目的へ向かう上での

集団定義ともいえるのです。



そこには「この人のここが好き」とか

精神的な甘さよりも

もっと肉体同士の激しい部分、

お互いのエネルギーの衝突があるもの。


しかし、そこはまったく

冷酷なぶつかり合いはなく

優しさを持つということ。



そう、まさに

干合関係 「 有情の相剋 」

夫婦の結び付きとなる

自然界の法則そのもの。

( 干合の奥深さを語るのはここでは省略 )



結婚は、必然的に

肉体現実 → 陰占を主体として技術が成る


子を産み、一家を支え、生活をし、

もしくは生活上の手続きに関わる、

夫婦とは、生々しい現実なのである。


( 「算命学Ⅶ」参照 )

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◆重なる領域

1領域 大家族向き

2領域 平均的理想型


3領域 相手にとらわれる

4領域 恋人的な夫婦向き


重なりなしは

相反的な助けを要する夫婦向き



▼行動領域での相性①




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反町隆史さん

己 甲 癸

丑 子 丑


大運

34歳〜庚申

44歳〜己未




松嶋菜々子さん

壬 壬 癸

午 戌 丑


大運

38歳〜丙寅

48歳〜丁卯



↓通常時、ご夫婦の行動領域はこう




お二人が50歳の時点において、


反町さんの

大運の干支めぐりは己未なので

生月干支の甲は干合して「戊」に変化。

つまり「1 甲子」は「25 戊子」となる。


松嶋さんの

大運の干支めぐりは丁卯なので

生日干支と生月干支の壬は「甲」に変化。

つまり「19 壬午」は「31 甲午」となり、

「59 壬戌」は「11 甲戌」となる。




↓変化中(50歳の時点)はこう
個々の自由行動と夫婦の一体行動を
両立しやすい。






いずれにしても行動領域では
性格や価値観が合う合わないは抜きにして
生活行動が重なる範囲をみる。


( スクランブル共通干支で
行動領域も重なってるけど
陽占で性格面をみたら
お互い同じ五行の星が何もないとかだと、
なんとなく一緒に居る夫婦、みたいな感じ。)





◆応用として

どちらかの大運で干合がまわると

干支番号が変わるので

必然的に、行動領域も変わります。

それによって一時的に

重なるケースも離れるケースもあります。


いずれにしても乗り越えて長く続くかは

結婚した時期から総合的にみます。


離婚占技はこの応用で

共通干支が崩れるタイミング、

あるいは行動領域が離れる期間を判断し、

離別しやすい頃を特定します。





◆補足

干合とは

→ https://ameblo.jp/from-endy/entry-12554740587.html

干支の各番号

→ https://ameblo.jp/from-endy/theme-10106577379.html