十二支でみる生まれ月

7 - 12 月



節入日というものがあるので

万年暦で調べる等して

生まれ月の十二支を確かめる事を

おすすめします




このサイトでも調べられます

節月適用」で入力して

月干支」の列をみてください









7月生まれ

十二支:未 ひつじ



草花が実となるに向けて
土の中で根を張り出していく状態。
見えない所での成長。

日へんを付けると「昧」
見えず暗しの意。
若い気はあるが中身は控えめ。

内面の深掘りを探究するも
“未”完成・“未”達成で満足するので
到達間近で方向を変えやすい。
(頂上まで昇る必要がある際は
8合目あたりで方法を変えるとよい)


7月生まれ(未) の人は

性格の土台が慎重、

それを心の支えとしている。

外で形を完成させるより

内で満足感を得たいタイプ。





8月生まれ

十二支:申 さる



口へんに申で「呻く」(うめく)

実が形づいてきたものの

まだ味は苦い状態。

苦いものを食べると呻く。

なのであともうひとファイト。


人べんをつけると「伸」
示へんをつけると「神」

暦作りの周知期において
神として崇められてきた申。
ここでダメになってしまっては
収穫に至らず餓死の危機となるから、
切実な神頼みなのである。

申はカミナリの象形が字源。
カミナリを稲妻と呼ぶのは
カミナリと稲は夫婦、
大地に稲光が走れば穂が実る。
現代になって科学的にも証明されている。

申は稲光→稲光は神のお告げ→
「言う」の謙譲語→ 「申す」。


何事に対しても挑戦意欲が備わり
這い上がるパワーを持つ。
つまり多芸多才ともいえるので
器用貧乏にもなりうるが
全力ファイターなのが良さ。


8月生まれ(申) の人は

性格の土台が正義感、

それを心の支えとしている。

やるならとことんやるタイプ。





9月生まれ

十二支:酉 とり



完熟した実をつぼに入れて
醸造させている状態を表す象形。

別名「秋門」あきもん

物事が納まるところ。

さんずいに酉で「酒」
酉に己で「配」・酉に勺で「酌」
物事が納まるとお酒で乾杯。

酒作りのように
いい物を選びじっくりと集中して
専門的にこだわっていく。

なので几帳面とも神経質ともいえる。
広げるよりもしめていく方が良い。


9月生まれ(酉) の人は

性格の土台が凝り性、

それを心の支えとしている。

何かひとつにプライドが高いタイプ。





10月生まれ

十二支:戌 いぬ



鉞(まさかり)の意。

刈り取れる作物は収穫しきって、

実や種を保存する頃を表す。


集めて確保しておく現実的な行い。

よって人々は安心する。

なので大衆的でお人好し、
生活を守るリアリズムを持つ。


ちなみに8〜10月の十二支、
申・酉・戌が
チーム桃太郎であるのは
この御三方は収穫期なので
ざっくりいうと
刀剣を持っていて戦えるから。


10月生まれ(戌) の人は
性格の土台が現実的、
それを心の支えとしている。
生活力が第一のタイプ。






11月生まれ

十二支:亥



新たな種を準備している状態。

男女が家の中に入り

仲睦まじくしている様を表す。


十二支めぐり

亥(子作り)のつぎに子(新しい種)。


家の中に入るので「閉ざす」の意。

外の様子を伺う洞察力があり

深い知識欲が備わる。

感情で開けず、思考で閉める。

誰彼ではなく、身内への慈愛。



11月生まれ(亥) の人は

性格の土台が洞察力、

それを心の支えとしている。

家族愛は深いタイプ。





12月生まれ

十二支:子



十二支1番目の「子」は

万物の始まりを意味する。

人生始まり期の人間を“子供”という。


土の中にまかれた種。
物事創始の質があるので
古い権力者的な存在に対しては
反発心が備わる。

「一」から「了」まで修得→「子
古代中国では学問を極めた先生の
敬称であった(老子・孫子など)

人の細かな動きを観察できる
落ち着いた賢さを持つ。


12月生まれの人の
性格の土台は冷静さ、
それを心の支えとしている。
考えてから判断したいタイプ。








▶︎ 1〜6月生まれ




十二支の順番が

子(12月) から始まるのは

12月に冬至があり

そこから一陽来復だから。

「 陰極まって陽に向かう 」




種まき〜草葉の成長は

若者的な分かりやすい段階、

冬至から夏至のサイクルを

陽遁 ようとん といい


根をはり実をならし

大人的な収穫〜準備をする段階、

夏至から冬至のサイクルを

陰遁 いんとん という。







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朱音算命学 rain