『東洋の智恵の結晶』といわれる天中殺
十干(空間)は10個、十二支(時間)は12個。
この2つのズレが天中殺の発祥です。
なので空間と時間が相互しない状態が
12分の2の周期でめぐってきます。
空間→社会、時間→時代であり
空間がなく時間のみということは
時代は味方してくれても
社会は味方しない状態であるわけです。
それを踏まえていると
天中殺期間での適した行いの
判別がつくようになります。
天中殺の算出について
● 天中殺６グループ ●
子丑天中殺 ・・・ 北方欠落/南方傾斜
寅卯天中殺 ・・・ 東方欠落/西方傾斜
辰巳天中殺 ・・・ 天上欠落/中央傾斜
午未天中殺 ・・・ 南方欠落/北方傾斜
申酉天中殺 ・・・ 西方欠落/東方傾斜
戌亥天中殺 ・・・ 中央欠落/天上傾斜
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
個性派な一代
辰巳天中殺 （たつみてんちゅうさつ）
─ 天上が欠け中央に傾く ─
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
天上
・精神性
・目では見えないもの
・形ないものを汲みとる力
中央
・現実性
・目で見えるもの
・現実に立ち向かう力
・禄存/司禄的な気質
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
辰巳天中殺は
天上が欠けるので中央へと傾きます。
これを解いていきますと
目で見えないものを汲みとる力が欠ける分、
確かに目で見える、測れる、つかめる、
形のある現実性を求めていきます。
（求めるので恵まれる。）
決して、
精神に欠陥があるということではなく
裏側の気持ちの汲みとりや言葉の表現など
有形ではないものの使い方は
あまり細やかではありません。
反対に、
現実に対しては体当たりで
生き抜こうとする傾向があるので
媚びないたくましさと経験力に恵まれます。
個性をオープンにしながら我が道を進むことが
本来の生きやすいスタイルであります。
辰巳天中殺が向かう「中央」は現実の方向
ゆえに
性格は合理的でドライ、
問題があっても割り切って対処していきます。
辰巳天中殺の本心は行動そのものなので、
媚びたお世辞や甘い言葉は使いません。
嫌いなら会わない、好きだから会いに行く！
というような、言動が本音そのままです。
生活における経済のやりくりが上手。
● あなたにとって
得意な人が“辰巳天中殺”であると
「さっぱりしていて付き合いやすい人」
に見えるでしょう。
●あなたにとって
苦手な人が“辰巳天中殺”であると
「言葉が荒くて丸みがない人」
に見えるでしょう。
自由な個性○
周りにかき消されることなく
マイルールを発揮し
体験すると体で覚える能力が高いので、
自営業やフリーランス、営業職、不動産業、
銀行員、土木産業、農業、役者に向きます。
どんな展開になっても“現実的な対処”を
どこかで織り込んでおく方がスムーズです。
辰巳天中殺は・・
①やってみないと分からない。
②問題が起こって落ち込む時間があるなら
解決に向けてさっさと動いた方がいい。
③好きでもない人にお金を使いたくない。
④プレゼントは実用的なものを選ぶ。
⑤周りから「目立つ」と言われる。
⑥建前の規則なんて関係ない。
⑦わたしはわたし！
⑧言い方は雑だけど本当は情が深い。
⑨あやふやな哲学よりも正解のある実践。
⑩自分で選んで経験して得たものが
信頼を形成する。
天中殺の時期
まわってくる年：
２０２４年・２０２５年 （12年周期）
まわってくる月：毎年４月・５月
まわってくる日：辰・巳の日（12日周期）
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