どうぶつより。|動物から人間へ、届いた小さな物語 -8ページ目

どうぶつより。|動物から人間へ、届いた小さな物語

動物たちにも、
私たち人間には見えない気持ちや、
それぞれの物語があります。

このブログでは、

野良猫クロの物語
犬との暮らしで起きた出来事
動物たちとの出会いや、感じたこと

などを綴っていきます。

こんにちは。
**「どうぶつより。」**です。

 

猫を見かけたとき、

 

「この猫は野良猫かな?」

 

と思うことがあります。

 

でも、猫の暮らし方は一つではありません。

 

人と一緒に家の中で暮らしている猫もいれば、


外で暮らしている猫もいます。

 

そして、外で暮らしながら、


地域の人たちに見守られている猫もいます。

 

今回は、そんな猫たちの違いについて、


少し考えてみたいと思います。


🏠 ① 家で暮らしている猫

まずは、私たちがよくイメージする家猫です。

 

飼い主さんと一緒に家の中で暮らし、

 

・ごはんをもらう
・水を飲む
・安心して眠る
・病気やケガをしたら病院へ行く
・家族と一緒に生活する

 

そんな暮らしをしています。

 

猫にとって家の中は、


雨や暑さ、寒さなどから身を守れる場所でもあります。

 

もちろん、家猫にもそれぞれ性格があります。

 

人にすぐ甘える猫もいれば、

 

「触られるのは苦手」

 

という猫もいます。

 

家猫だから、みんな人間が大好き。

 

というわけではありません。

 

猫にも、それぞれの性格があります。


🌿 ② 外で暮らしている猫

一方、外で暮らしている猫もいます。

 

いわゆる「野良猫」と呼ばれる猫たちです。

 

ただし、外で暮らしている猫にも、


それぞれ違った背景があります。

 

生まれたときから外で暮らしている猫。

 

人に慣れている猫。

 

人を警戒している猫。

 

以前は人と暮らしていたけれど、


外で暮らすようになった猫。

 

一言で「外猫」と言っても、


その暮らしや性格はさまざまです。

 

そして外の生活には、

 

雨、暑さ、寒さ、交通事故、病気やケガなど、


さまざまな危険があります。

 

だからこそ、外で暮らす猫を見かけたときには、

 

「この子は、どんな毎日を送っているんだろう?」

 

と考えてみることも大切なのかもしれません。


🌸 ③ 地域で見守られている猫

そして、もう一つあります。

 

外で暮らしているけれど、


地域の人たちから見守られている猫です。

 

たとえば、

 

「この猫は、いつもこの場所にいるね」

 

と地域の人が知っていたり、

 

ごはんや水の管理をしたり、


ふん尿の問題にも対応したり、


不妊・去勢手術を行ったり。

 

地域の理解と協力のもとで、


外で暮らす猫を管理していく取り組みを


**「地域猫活動」**と呼びます。

 

環境省も、

地域猫活動について、地域の合意のもとで不妊去勢や餌、ふん尿などを適切に管理し、

猫と地域との共生を目指す取り組みとして紹介しています。

 

大阪府でも、地域ぐるみで飼い主のいない猫の不妊去勢手術や、譲渡につなげる取り組みなどを支援しています。


🐾 「ごはんをもらっている=飼い猫」ではない

ここは、意外と分かりにくいところです。

 

例えば、

 

ある猫が毎日、


同じ家の前でごはんをもらっている。

 

だからといって、

 

「この家の飼い猫なんだ」

 

とは限りません。

 

その猫は外で暮らしていて、


その家の人からごはんをもらいながら、


見守られているだけかもしれません。

 

『野良猫のクロ』に登場するボステツも、まさにそういう猫です。

 

ボステツは、この家の飼い猫ではありません。

 

外で暮らしています。

 

でも、この家の人からごはんをもらっている。

 

そして、その人はボステツを無理に触ろうとせず、


外で暮らすボステツを見守っています。

 

だからボステツは、


その人を信頼しています。


🐈‍⬛ ボステツがクロに紹介したかった理由

ボステツがクロに紹介したのは、


「ごはんをもらえる家だから」だけではありません。

 

そこに住んでいる人が、猫を見守ってくれる人だったから。

 

これは、クロにとって大きなことでした。

 

クロは、人間に対して警戒心があります。

 

すぐに触らせるような猫ではありません。

 

だから、

 

「猫なら家に入れば幸せ」

 

という簡単な話ではないのです。

 

その猫の性格を知って、


その猫に合う人や環境を考える。

 

ボステツは、そんな目線でクロを見ています。


🌱 猫にも「その子の暮らし」がある

家猫。

 

外で暮らす猫。

 

地域で見守られている猫。

 

呼び方はいろいろあります。

 

でも、その言葉だけでは


その猫のすべては分かりません。

 

人が好きな猫もいれば、


人が怖い猫もいる。

 

抱っこが好きな猫もいれば、


触られることを嫌がる猫もいる。

 

家に入りたい猫もいれば、


外の生活に慣れている猫もいる。

 

だからこそ、

 

「この猫は、どんな子なんだろう?」

 

と、その子自身を見ることが大切なのだと思います。


🐾 クロから人間へ

「ねえ、人間のみんな。」

「猫って、みんな同じじゃないんだね。」

「家にいる猫も、外にいる猫も、
みんなそれぞれなんだ。」

「僕も……僕のことを分かってくれる人に出会えるかな?」

🐈‍⬛🌿


🌸 どうぶつより。

動物から人間へ、


届いた小さな物語。

 

『野良猫のクロ』では、


猫たちの物語を通して、

 

「動物にも、それぞれの性格や事情がある」

 

ということを伝えていきます。

 

かわいいだけではなく、


かわいそうだけでもなく。

 

その子がどんな毎日を生きているのか。

 

少しだけ動物の目線から


見ていただけたらと思います。🐾

 

どうぶつより。


動物から人間へ、届いた小さな物語。

 

※「地域猫」は地域の合意や管理方法などによって意味合いが異なる場合があります。

ここでは環境省の説明に沿って、一般的な意味で紹介しています。