どうぶつより。|動物から人間へ、届いた小さな物語 -6ページ目

どうぶつより。|動物から人間へ、届いた小さな物語

動物たちにも、
私たち人間には見えない気持ちや、
それぞれの物語があります。

このブログでは、

野良猫クロの物語
犬との暮らしで起きた出来事
動物たちとの出会いや、感じたこと

などを綴っていきます。

クロがボステツに聞きました。

 

「ボステツさん……人間って、こわくないの?」

 

猫から見た人間は、


とても大きな生き物です。

 

大きな声を出すこともある。

 

急に近づいてくることもある。

 

手を伸ばしてくることもある。

 

猫からすれば、


それだけでも「怖い」と感じることがあるのかもしれません。

 

でもボステツは、こう答えます。

 

「……こわい人間もいる。」


🐾 猫にとって「人間」は、ひとくくりではない

私たち人間は、

 

「猫が好きな人」

 

「猫が苦手な人」

 

「猫を助けようとする人」

 

「猫にあまり関心がない人」

 

いろいろな人がいることを知っています。

 

でも猫からすると、


人間はみんな同じように見えることもあるかもしれません。

 

特に、外で暮らしてきた猫なら、

 

追いかけられた経験。

 

大きな声で怒られた経験。

 

怖い思いをした経験。

 

そんな出来事があれば、


「人間」という存在そのものに警戒するようになることもあります。

 

だから、

 

「この猫、人間に慣れないな」

 

と感じたとき、

 

「人間が嫌いなんだ」

 

と決めつけるのではなく、

 

「この子は、これまでにどんな経験をしてきたんだろう?」

 

と考えてみる。

 

それだけでも、猫を見る目が少し変わるのではないでしょうか。


🌱 優しい人間もいる

第4話では、ボステツがクロに、

 

「ごはんをくれたり、ケガをした猫を助けたり、俺たちを見守ってくれる人間もいる」

 

と話しています。

 

実際、猫にとって人間は、

 

怖い存在になることもあれば、


安心できる存在になることもあります。

 

そして、その違いを猫はちゃんと感じ取っているのかもしれません。

 

無理に触らない。

 

追いかけない。

 

大きな声を出さない。

 

猫が逃げたら追わない。

 

猫が近づいてきたときに、


その距離を受け入れる。

 

そんな小さな積み重ねが、


猫にとっての「この人は大丈夫かもしれない」に変わっていくことがあります。


🐈 「仲良くなる」には時間が必要

猫と仲良くなりたいと思うと、

 

「触りたい」

「抱っこしたい」

「撫でたい」

 

と思ってしまいます。

 

でも、猫からすれば、

 

「まだそこまで近づかないで」

 

ということもあります。

 

人間同士でも、


初対面ですぐに心を開ける人ばかりではありません。

 

猫も同じ。

 

まずは、

 

「この人は追いかけてこない」

「この人は怖いことをしない」

「この場所にいても大丈夫」

 

そんな安心が積み重なって、


少しずつ距離が縮まっていく。


🐾 クロにも、少しずつ変化が

クロは食いしん坊で、


人間にも比較的興味を持っています。

 

でも、実はまだ警戒心があります。

 

だから第8話以降のクロの物語では、


この「人間はちょっと怖い」という気持ちが大切になってきます。

 

やがてボステツが、


ある家をクロに紹介することになります。

 

それは、

 

「ごはんがあるから」

 

だけではありません。

 

ボステツが、

 

「この人なら大丈夫かもしれない」

 

と信頼できる人だったからです。

 

クロが家猫への道を歩き始めるきっかけは、


ここにつながっていきます。


😸 そしてクロは……

そんな大切な話をしているのに、

 

「僕、優しい人間と仲良くなりたい!」

 

と言うクロ。

 

ボステツが、

 

「……お前、誰にでも近づくだろ。」

 

するとクロは、

 

「だって……仲良くなったら、ごはんもらえるかもしれないし。」

 

……やっぱりクロです。😹🍚

 

でも、もしかするとクロにとって、

 

「ごはんをくれる」

 

ということは、

 

「この人は僕に優しくしてくれる」

 

という最初の小さなサインなのかもしれません。


🐈‍⬛ クロから人間へ

僕たち猫にだって、


怖いものはある。

 

人間だって、


みんな同じじゃない。

 

怖い人もいる。

 

優しい人もいる。

 

だから僕は、


少しずつ見ているんだ。

 

この人は大丈夫かな。

 

ここにいても大丈夫かな。

 

逃げなくても大丈夫かな。

 

そして、

 

「この人なら大丈夫かもしれない」

 

と思えたとき、

 

僕のほうから少しだけ近づいてみる。

 

人間と猫が仲良くなるって、


もしかすると、

 

そんな小さな一歩の積み重ねなのかもしれない。🐾

 

どうぶつより。


動物から人間へ、届いた小さな物語。

 

Tik Tok🐾どうぶつより|野良猫のクロ 第4話