今年最後の現場は昨日終了.名古屋は58年ぶりの雪に見舞われたようで,各地で驚きの雪が降ったようですね.期間が長かったので断った西日本で水中作業の現場,現地は大雪みたいで,つくづく行かなくてよかったと思いました(笑).
しかし,代わりに入ったこちらも異例の大雪に見舞われ,何回か行ったことあるはずなのにいつも見てた風景と違っていて笑えた.光線の具合と雲の感じが,昔モスクワのホテルに強制トランジットで軟禁された時に見た窓からの風景に似ていた.あの時は非常階段に出ただけで,スーツを着た背の高いロシア人にロシア語で「なんとかかんとか」と言われ(←しゃっちょさん,部屋でおとなしくててほっしいね,なんて言ってたに違いない),さっさと部屋に連れ戻された.写真を撮影しようと思っただけなんだが.
さてさて,一連の冬現場巡業で,北海道からじわじわ南下してたわけだが,最も南下した今回の現場が最も冬らしい風景だったのは笑えたなぁ.
今回のオイラの作業はドライスーツを着て,足が届かない箇所に網を設置に行き,それを翌日回収するだとか,水深を測定に行くだとかそんな作業だった.そんなわけで潜水観察そのものは無いと踏んでたので,頭にかぶるフードは20度くらいの水温までで使ってるやつを持ってきていた.なぜかというと被りやすいからである.
予想してなかった雪景色の中,試しに顔をつけて泳いでみたら,やっぱり・・・.
水温3度ということもあって,水に浸けて5秒と経たない内に猛烈な頭痛に襲われましたよ.あの,鍵氷とかアイスとかを強引にがつがつ食ったときの「キーン」って痛み.食べたくないのにムリクリ食わされてる感じ(笑).
というわけで,移動はラッコのように仰向けに泳いでました.
水中移動に加え,雪中行軍したりで腸腰筋がパンパンになった現地調査も無事終わり,残りの年末は今年最後の打ち合わせに向けて中間報告書作成です.ということで,これからレポート作成です.