ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ノブシゲさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ノブシゲ「学生時代の友人から誘われて……迷っています」

 

僕「誘われて……というのは、カラダの関係を?」

 

ノブシゲ「そうです。大学時代に研究室で仲が良かったヨシロウ(仮名)をSNSで見つけ、懐かしくてコメントしたら……返事が来て……」

 

僕「ヨシロウさんも、ゲイなのですか?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、たぶん、バイセクシャルです。女性と結婚して子どもがいます」

 

僕「ヨシロウさんがバイセクシャルであることは、学生時代からわかっていたのですか?」

 

ノブシゲ「28年前、研究室の飲み会でヨシロウが酔っぱらい、僕のアパートが近かったので、泊めて介抱したんです」

 

僕「その時に?」

 

ノブシゲ「ヨシロウに『風呂入るか?』って聞いたら、『入りたい』って言うので、よろめいているヨシロウの服を脱がせて、一緒に風呂入ったんです」

 

僕「ノブシゲさんは、その時点では……(ヨシロウさんがバイセクシャルだと)知っていましたか?」

 

ノブシゲ「知りませんでした。彼女がいると話してましたから……。でも、かっこいいとは思ってました」

 

僕「それで……?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、ぐったりしてましたから、頭や体を洗ってやったんです。尻や股間も洗ってやって……」

 

僕「ヨシロウさんは嫌がらなかった?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは……嫌がるどころか、反応してきて……僕も反応していたので……」

 

僕「関係しちゃったのですね?」

 

ノブシゲ「僕にとっては初めての経験でした。ヨシロウも、男同士は初めてだと言ってました」

 

僕「でも、ヨシロウさんには彼女がいた?」

 

ノブシゲ「そうなんです。僕は、すっかりヨシロウを好きになったんですが……。ヨシロウは朝になると『俺には彼女がいる。卒業したら結婚する。お前とは友達でいたい』って言うんです」

 

僕「ガッカリしましたか?」

 

ノブシゲ「初恋のヨシロウと初体験したと思ったら……翌朝、失恋……。まさに、天国から地獄へ突き落されました」

 

僕「でも、女性をとると言うヨシロウさんには、それ以上言えない?」

 

ノブシゲ「そうなんです。ヨシロウには『彼女と結婚するつもりなら、2度と男とこんなことしちゃダメだよ』って言って、諦めました」

 

僕「大学時代は、それっきり?」

 

ノブシゲ「そうです。ヨシロウの彼女とは面識ありましたから……。ヨシロウの顔を見る度に苦しかったです……。僕は学校ではノンケ(異性愛)のフリをして、週末にゲイバーに行くようになりました」

 

僕「ヨシロウさんは、実際に女性と結婚した?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、大学時代の彼女と、卒業して2年目に結婚しました。僕も披露宴に出席しました」

 

僕「複雑な気持ちでの出席でしたか?」

 

ノブシゲ「9割は、ヨシロウの結婚を祝福しました。残り1割は……僕が彼女の代わりにヨシロウと腕を組んでいることを想像してしまって……」

 

僕「辛かったですね?」

 

ノブシゲ「途中から涙が止まらなくなって……『なんで、お前まで嬉し泣きしてるんだ?』って笑われました……」

 

僕「その後、ヨシロウさんとの関係は?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、全国に支店があるところに就職したので、転勤で引っ越して……年賀状だけの関係でしたが……途中で途絶えてしまって……」

 

僕「引っ越しの多い人は、そうなりがちですね。ノブシゲさんは、ゲイとしての道を歩んで……?」

 

ノブシゲ「誰にもカミングアウトしてませんが……ゲイなので、男性にしか興味ありません」

 

僕「彼氏さんとかは?」

 

ノブシゲ「やっぱり……ヨシロウみたいなスポーツマンが好きなんですよ。でも、ゲイのスポーツマンって数多くないし……フラれてばかりでした」

 

僕「スポーツマンじゃないとダメだったんですね?」

 

ノブシゲ「僕に声かけてくる人もいましたけど……その気になれなくて……結局、ちゃんとつきあった相手は、この年までいませんでした」

 

僕「で、今、ヨシロウさんから誘われてる?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、転職して、地元に帰ってきているんです。2人の子どもが社会人と大学生になって……『子育ても、もうすぐ終了』って言っているんです」

 

僕「ヨシロウさんと、再会したのですか?」

 

ノブシゲ「会いました。ヨシロウ……髪が薄くなって……すっかりオヤジなんです。でも、面影は残っていて……」

 

僕「誘ったのは、ヨシロウさんから?」

 

ノブシゲ「僕は断りました。『友達でいたい』って言ったのはヨシロウの方ですから……」

 

僕「ヨシロウさんは近くに住んでいるんですよね? 友達として、時々……?」

 

ノブシゲ「時々、酒を呑むのはいいんですが……」

 

僕「ヨシロウさんが、また誘ってきたら?」

 

ノブシゲ「断り続ける自信がないんです。ゲイバーのママに相談したら『既婚者との不倫関係、羨ましい。禁断の関係が1番燃えるのよ?』って……」

 

僕「当事者は、そんなこと言ってられないですよね?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは『あれ以来、女房ひと筋で、男は考えないで子育てしてきた。でも、やっぱり自分に正直に生きたい』って言うんです」

 

僕「ヨシロウさん、子育てが終わったら、離婚とか……?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは、離婚するとは言わないんです」

 

僕「ヨシロウさんは、結婚したまま、ノブシゲさんとの関係を復活させようとしている?」

 

ノブシゲ「ヨシロウは『お前なら、2人で温泉旅行しても、妻は怪しまない』って言うんです」

 

僕「学生時代の友人ですからね?」

 

ノブシゲ「ヨシロウの奥さんも、よく女同士で旅行に行くらしいんです。だからヨシロウは『俺も旅行していい』って……」

 

僕「ヨシロウさんと旅行したら、不倫旅行になりますよね?」

 

ノブシゲ「毎晩、ベッドに入ると、ヨシロウとの旅行を考えてしまうんです。1度断ったんですが……。ヨシロウと2人きりで泊まったら、理性を保つ自信がない……」

 

僕「……」

 

ノブシゲ「どうすればいいでしょうか?」 

 

僕「ヨシロウさんとの恋愛運を占いましょう」

 

ノブシゲ「お願いします」

 

★ノブシゲさんとヨシロウさんとの恋愛運

 

〇過去

↑「カップの6」正位置。

子どもの頃の想い出。

ノブシゲさんにとって、学生の頃の甘くほろ苦い思い出です。

 

〇現在

↑「塔」正位置。

樹木に落雷しています。樹木は燃えてしまうでしょう。

ノブシゲさんにとって、ヨシロウさんとの再会は、とても重く、大きなことです。

軽く考えない方がいいです。

 

〇未来

↑「ワンドの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

2人の男性が言い争っています。

リバース(逆さま)ですから、しなくてもいい争いなのです。

 

ノブシゲさんとヨシロウさんが付きあいを始めると、いずれ温度差や食い違いが生じて、いさかいになるでしょう。

他の人も巻き込むことになります。

 

僕「ノブシゲさんとヨシロウさんは、独身者と既婚者。お2人の思いには温度差があり、順調にはいきません」

 

ノブシゲ「そうですね。ヨシロウは、きっと友達の延長で、性欲解消も兼ねるみたいな……(つもりでいる)」

 

僕「ノブシゲさんは、そんな軽い関係では済まないはずです」

 

ノブシゲ「時々、思うんです。僕に彼氏が続かなかったのは、いつもヨシロウと相手を比べていたからだ……と」

 

僕「独身ゲイ同士なら、お互いに好きなら付き合う……そうじゃなくなったら別れる……ですが……」

 

ノブシゲ「ヨシロウが離婚してくれたら……と考えてしまいます」

 

僕「ヨシロウさんに離婚の意志はないです。あれば、『未来』に争いのカードは出ません」

 

ノブシゲ「わかってます。ヨシロウの奥さんも知っているので……。人の家庭を壊しません。ヨシロウと会うのはやめます」

 

僕「そうですね」

 

ノブシゲ「ゲイバーのママには『不倫が燃えるのよ』って言われましたが……。そんな気楽な考えにはなれません」

 

僕「なら、やめた方がいいですね」

 

ノブシゲ「そうします。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のパストラル・テイルズ・タロットです。

↑「悪魔」正位置。

 

↑「金貨のナイト」正位置。

 

「悪魔」は、何かに囚われている状態。「金貨のナイト」は、むやみに行動せず、落ち着いていて正解ということです。

 

今、行動すると、冷静な判断ができません。動くのをやめ、立ち止まって考えましょう。

今、「目の前にあること」は、急いでしなくても済むことなのです。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)