ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
ムツミネさん(仮名・29歳〔?〕ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ムツミネ「ゲイデビューして、10年近いのですが、未だにパートナーができません」
僕「『出会い』はあるのですね?」
ムツミネ「アプリやSNSをしていて……メッセージもらえば、必ず返事してます」
僕「実際に会ったりも?」
ムツミネ「会ってます。でも、1~2度デートすると、連絡が来なくなったり……ひどい時はブロックされたり……」
僕「連絡来なくなった理由に、心当たりは?」
ムツミネ「わかりません。ハッキリ言ってくれたら、次は気を付けるとか、できるんですけど……」
僕「そうですね……」
ムツミネ「1度だけ……何年か前にアプリで知り合い、デートした相手と、偶然、SNSでつながった時、相手から言われてしまいました……」
僕「何て?」
ムツミネ「『ムツミネはマグロだから、つまらない』って……」
僕「マグロ……」
ムツミネ「当時は、僕、20代前半で、相手は40歳過ぎですよ? 年上に身を委ねますよね? 年下から積極的にするなんて……ウリ専ボーイじゃないんですから……」
僕「ムツミネさんは年上がお好きなんですね?」
ムツミネ「『パパ』とか『兄さん』とか呼べる人がいいんです。エッチも、僕は自分からは行けません。相手からグイグイ来るのを待っていたいんです」
僕「そういう年下を可愛いと思うゲイ男性も、少なくないと思います」
ムツミネ「ですよね? でも、『40歳近いブリッ子は痛い』って言われてしまいました……」
僕「……40歳近いんですか?」
ムツミネ「……ごめんなさい。いつもの癖で、年齢をサバ読んでました。アプリとかでは29歳ですが……実は来年、40歳になるんです」
僕「お聞きしていた生年月日は、10歳違うんですね?」
ムツミネ「ごめんなさい。誕生日はそのままです。生まれ年が違うと……占いも変わりますか?」
僕「生年月日をもとにした占いは、基本的にすべて変わってしまいます」
ムツミネ「ごめんなさい」
僕「ムツミネさんは、相手から可愛がられたいんですね?」
ムツミネ「抱きしめられたり、頭撫でて『いい子、いい子』されたいんです。でも、それって『ブリッ子』と言われるんでしょうか?」
僕「そうかもしれませんね」
ムツミネ「相手から、今までの経験を聞かれて……『経験ないんです』ってしおらしく答えると、『嘘つくな。何年も前からアプリにのっけてるだろ? 本当は経験人数3桁だろ?』って言われてしまうんです」
僕「確かに、露骨な嘘は興ざめですね」
ムツミネ「でも、抱く側としては……相手はウブで経験少ない子がいいですよね? 1歳でも若くて、恥ずかしがり屋の方が……」
僕「演出や演技は、いつかバレますよ」
ムツミネ「でも、本当の年齢言って……本当のことベラベラ話したら、ドン引きされてしまいます」
僕「30歳でも40歳でも、擦れてなく、純粋な人っていますよ」
ムツミネ「だから、擦れてないって言う風にしてるんです」
僕「そういうのって、なんとなくわかってしまうものです」
ムツミネ「僕だって……好きで、経験人数3桁になったわけではありません……」
僕「本当に、経験人数3桁なんですか?」
ムツミネ「だって……週末ごとに新しい人に出会っていれば……」
僕「1年で50人……。ムツミネさんはゲイ歴20年? え? まさか1000人?」
ムツミネ「数えているわけではないですけど……僕は、20歳の頃から、1人の男性に愛され続けたかったんです。経験人数増やしたいなんて、思ったことありません」
僕「そうでしょうが……」
ムツミネ「昔のアニメソングで『女の子は、いくつになっても、恋した人のベイビー』みたいなのがあったじゃないですか?」
僕「アニメソングは、詳しくないので……」
ムツミネ「そんな恋愛がしたいんです」
僕「女の子になりたいんですか?」
ムツミネ「気持ちだけです。性転換とかは、考えません。女の子扱いされたいだけです」
僕「『お姫様願望』ですか?」
ムツミネ「……そうかもしれません。フィギュアスケートの男女ペアとか見ると、憧れます。あんな風に男性に抱きかかえられたいです」
僕「アドバイスカードを引いてみませんか?」
ムツミネ「お願いします」
★ムツミネさんへのアドバイスカード
↑「カップの2」正位置。
「恋人」というより「パートナー」です。
この絵では、女性も男性と同じぐらいの体格で、2人とも自立しています。
僕「誰かに依存しようとするのではなく、まず自立してください」
ムツミネ「経済的には自立してます。基本的に自炊してます。掃除や洗濯も自分でしています」
僕「いいことですね。気持ちの上でも、そうしてください」
ムツミネ「気持ちの上でも?」
僕「ひとりでも生きていける強さを身に付けてください」
ムツミネ「ひとりで生きていく?」
僕「仕事はもちろんですが、趣味など持って……」
ムツミネ「ひとりで生きていきたくないんです」
僕「ムツミネさんは、性別移行とか考えてなくて、ゲイ男性同士の恋愛を求めているんですよね?」
ムツミネ「そうですが……年上男性が……(いい)」
僕「ゲイは、基本的に『男性同士』です。外見が男であるという意味だけではなく、『対等』ということです」
ムツミネ「……」
僕「もちろん、それぞれ事情があるし、『かわいがりたい』『面倒見たい』『尽くしたい』という場合もあります。しかし、初対面からそれを望まれると、引いてしまうゲイ男性は少なくないんです」
ムツミネ「……」
僕「18~19歳ならともかく、立派な社会人なのですから。ムツミネさんも、自立した人が好きではありませんか?」
ムツミネ「僕は……そうですけど」
僕「会ったばかりの人に頼られたり、依存されたりというのは、重たいですよ。応えられないと思いがちです」
ムツミネ「……」
僕「大人同士、自立した同士が素敵ですよ? お互いに認め合い、信頼し合っているからこそ、ずっと一緒じゃなくても、絆は揺るがない……」
ムツミネ「そういう関係にたどり着けたらいいですが……」
僕「愛は育むんです。お互いに努力するんです」
ムツミネ「具体的には……どうすればいいでしょうか?」
僕「出会いの手段は、続けてください。ただし、演出は要りません。『盛る』ことも、やめた方がいいでしょう。信頼関係においてはマイナスです」
ムツミネ「……わかりました」
僕「あとは、できるだけ間口を広げて……」
ムツミネ「間口は広いつもりです。どんな人でもアプローチされれば……1度は会います」
僕「そうなんですね。会ってみて……あとは擦り合わせですね」
ムツミネ「……擦り合わせ?」
僕「生まれも育ちも違う他人ですから。一緒に食事するなら、どこに行って何を食べるか? 次に会う日時・場所とか……。お付き合いは擦り合わせの連続です」
ムツミネ「僕は、いつも相手に一任してました……」
僕「あまりに任せられても……という人もいます。ワガママはダメですが、ある程度の主体性は必要です」
ムツミネ「エッチの時も……?」
僕「ムツミネさんは……抱かれたい?」
ムツミネ「……そうです」
僕「だとしても、最初は、相手も『手探り』ですから。『反応』は欲しいです」
ムツミネ「声出すのが恥ずかしくて……唇を噛んで……シーツをギュッと握りしめて……ました」
僕「素直な反応の方がいいですよ」
ムツミネ「わかりました……ブリっ子はやめます」
僕「それがいいです」
ムツミネ「わかりました。そうしてみます。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のパストラル・テイルズ・タロットです。
↑「剣の3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
「失恋」のカードです。リバース(逆さま)の場合、更に心の傷が深くなります。
↑「剣の7」正位置。
男性が箱を抱えています。自分の物ではなく、どこからか勝手に持ってきたのです。
「ずるい行為」「モラルに反する行い」などを表します。
2枚を合わせ読むと、
あなたの、ちょっとした出来心から、人も自分も傷つきます。
「これくらいは……」という考えは禁物です。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。




