ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
カズトさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
カズト「先週、失恋して……。なんだかすべてが嫌になりました」
僕「失恋のショックから立ち直れないのですね? 差し支えない範囲で教えていただけますか?」
カズト「2か月前にアプリで、同い年のキヨタカ(仮名)と知り合い、メッセージやり取りして、会ったんです」
僕「リアルというか、デートしたんですね?」
カズト「キヨタカは隣の県に住んでいるんですが、2時間かけて僕の家に来てくれたんです」
僕「初対面で自宅に呼んだんですね?」
カズト「何度もLINEやり取りして、いい感じだったんです。お互いの画像を交換してましたし……。既に交際が始まっている感覚でした」
僕「会って、どうでしたか?」
カズト「料理つくって、お酒用意して、来てもらいました」
僕「カラダの関係も?」
カズト「はい。お互いにすごく盛り上がって……『愛してる』『また会いたい』と言い合って……」
僕「キヨタカさんはお泊まりした?」
カズト「泊まる予定でした。でも、同居するお母さんが高齢で心配だからと……夜に帰ったんです」
僕「お年寄りは、急に体調が悪くなることもありますからね」
カズト「はい。そう思って、『また会いたい』『LINEするね』って言い合って、キヨタカは帰っていったんです。ところが……」
僕「その後、キヨタカさんの態度が変わった?」
カズト「キヨタカが帰宅した頃を見計らって、LINEしたんですが……既読にならないんです」
僕「夜遅く帰って……お母様に何かあったのかもしれないし……」
カズト「そうなんです。僕もそう考えたんですが……翌朝、またLINEしても返事がない」
僕「既読にもならない?」
カズト「ならないんです。3日経っても、1週間経っても、既読にすらならないんです」
僕「スマホの充電切れとかなら、1日で回復しますよね?」
カズト「絶対、何かあったんだと思いました」
僕「キヨタカさん自身に? それともお母様に?」
カズト「両方考えられると思いました」
僕「そうですね」
カズト「実は、車で来たキヨタカに、1本だけビール飲ませちゃったんです」
僕「キヨタカさんが泊まっていく予定だったからですね?」
カズト「そうなんです。でも、急遽、キヨタカが夜に帰宅するって言い出して……」
僕「飲酒運転になってしまった?」
カズト「飲んだのは缶ビール1本だけだし、帰るまで何時間か経っていて……キヨタカは『もう冷めてる。酔ってない』って言うので……」
僕「帰る途中に事故を起こした?」
カズト「調べました。そしたら、その日の夜、キヨタカの帰り道では自動車事故は起きてない……」
僕「それで?」
カズト「アプリとLINE以外、キヨタカの連絡先は知らないので……」
僕「キヨタカさんが、アプリでまた募集してるという可能性は?」
カズト「キヨタカはアプリを退会しているんです」
僕「つまり、キヨタカさんは音信不通になったのですね?」
カズト「僕にとって、キヨタカは彼氏ですから……心配で心配で……」
僕「どうしました?」
カズト「キヨタカの家を突き止めました」
僕「どうやって?」
カズト「LINEのやり取りで『お母さんの通院先の総合病院に車で15分』っていうのと『大きなスーパーには車で5分』『スーパー銭湯は歩いて10分』って聞いていたんですよ」
僕「まさか……調べた?」
カズト「キヨタカの住んでる市内の地図で、総合病院・スーパー・スーパー銭湯を調べて、そこからの距離を絞り込んで……」
僕「行ったんですか?」
カズト「キヨタカと、もしかしたらお母さんと2人とも、何かあったのでは……と思って……」
僕「地図には、個人宅の名前までは載ってませんよね?」
カズト「キヨタカの苗字は、ちょっと変わった苗字なんです。キヨタカの車も覚えてますし……現地に行けば、表札で探せると思ったんです」
僕「……で、たどり着いたんですか?」
カズト「……はい」
僕「で?」
カズト「日曜日の午前中に行ってみたら、そこは住宅街で……見覚えのある車が庭にある家の表札が、キヨタカと同じ苗字でした」
僕「ピンポン、押したんですか?」
カズト「……もし、普通にキヨタカが出てきたら……って逆に怖くなったんですが……せっかく来たんだからと、チャイムを鳴らしたんです」
僕「どうでしたか?」
カズト「結構若い女の人の声で『どなたですか?』って応答があって、僕が『キヨタカさんの友人の〇〇カズトです』って答えたら……」
僕「キヨタカさんは……(いましたか)?」
カズト「キヨタカが……家から出てきたんです」
僕「元気そうでしたか?」
カズト「キヨタカは、ケガや病気してるようには見えませんでした。でも、怒ってました……」
僕「……(やっぱり)」
カズト「キヨタカは『何しに来た? なんで俺の家がわかった? ストーカーか?』って言ってきて……」
僕「つまり、キヨタカさんは、カズトさんとはもう会いたくないと……」
カズト「そういうことだったんです。だったら、ひと言『ごめんなさい。もう別れましょう』と言ってくれたら……(よかった)」
僕「で、キヨタカさんとは話し合ったんですか?」
カズト「僕が、どれだけキヨタカのことを心配したか、説明しようとしたんです。でも、キヨタカは、自分で質問してきたくせに、僕の答えも聞かず『帰れ。2度と来るな。それが俺の返事だ』って……(言ってきた)」
僕「それで、カズトさんはあきらめて帰った?」
カズト「帰りました。キヨタカが『帰らないと、警察呼ぶぞ』って言うので……」
僕「ショックでしたか?」
カズト「頭が混乱しました。恋人が、突然、音信不通になったら、心配しますよね? 心配して駆けつけたら……逆ギレされて……ストーカー扱いされたんですよ?」
僕「っていうか……」
カズト「どう見ても、悪いのはキヨタカですよね? いきなり何の説明もなく、別れようとするなんて……ひどいですよ」
僕「キヨタカさんには……恋人同士という認識がなかったのでしょうね」
カズト「そんな……10回以上LINEのやり取りして……2時間かけて会いに来てくれたのはキヨタカの方ですよ? 『別れたい』とか、ひと言も……(言ってきてない)」
僕「別れるっていうか……キヨタカさんにとっては、『まだ付き合ってない』という認識だったのではないでしょうか?」
カズト「え? まさか……。だって、あんなにお互いに……」
僕「『お付き合いしましょう』という確認はされたのですか?」
カズト「僕が『また会いたい』と言ったら、キヨタカもうなずいたんですよ?」
僕「何度か、デートやセックスを重ねて……相性を見極めてから、恋人同士になる……と考える人もいます」
カズト「何度かセックスして……相性を確かめる? キヨタカは僕とのセックスで不満を感じたってことですか?」
僕「何らかの理由で、キヨタカさんはカズトさんとのお付き合いを始めようと思わなくなった……のでしょう」
カズト「どんな理由で?」
僕「そこを占いますか?」
カズト「はい。……いや、復縁の可能性の方が知りたい……あ、でも……やっぱり……」
僕「では、カズトさんとキヨタカさんの恋愛運で行きましょう。過去・現在・未来の3枚が出ますから。うまくいかなかった原因も、復縁の可能性があるかも、出てきますよ」
カズト「お願いします」
★カズトさんとキヨタカさんの恋愛運
〇過去
↑「カップの9」正位置。
女性霊が男性に誘われています。
カズトさんに対して、キヨタカさんは優しく、完璧な相手に見えました。
〇現在
↑「ワンドの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
4人の亡霊が入り乱れて争い、もがいています。
キヨタカさんには、「他の相手」がいます。キヨタカさんは、もともと「遊び」だったのです。
〇未来
↑「剣の3」正位置。
俗に言う「失恋のカード」です。
雨の中、男性が女性霊に傘を差しかけてます。
しかし、女性霊は気づいてません。というか、霊は濡れないので、傘は必要ないのです。
男性の好意は報われないでしょう。
カズト「キヨタカには……僕と付き合う前から……他にも相手がいたのですね?」
僕「キヨタカさんからすれば、カズトさんだけでなく、どの相手とも『恋人』ではないのです」
カズト「だとすると……僕のカラダが欲しくて、2時間も車を飛ばして会いにきた?」
僕「そこは嬉しいですか?」
カズト「いえ、悲しく、悔しいです……。でも、どうすればいいのでしょうか?」
僕「こういう遊び人の男性が、1度捨てた相手のもとに戻ってくることは稀です」
カズト「稀? つまり、絶対ないわけではない?」
僕「私が聞いた話では、1度捨てられた女性が妊娠してて、ひとりで産み育てる決意を男に話したら……遊び人の男の態度が変わり『結婚しよう』と言い出した……」
カズト「ゲイ同士の話じゃないんですね」
僕「ゲイ同士では、奇跡の大逆転は……まずないですね」
カズト「女性占い師さんに、キヨタカを女性に替えて鑑定してもらったら……僕のラッキーカラーのオレンジ色の物を身に付けるといいって言われて……」*この日のカズトさんは、オレンジ色のTシャツを着ていました。
僕「ラッキーカラーやラッキーアイテムは、万能ではありません。そんな簡単に奇跡は起きません」
カズト「そうなんですね」
僕「ラッキーカラーなどを身に付けるのはいいと思いますよ。これから、運が開けます」
カズト「キヨタカと会ってた日にオレンジ色を着てたら、よかった……。でも、もう遅いんですね?」
僕「カズトさんに必要なのは、次の出会いに踏み出す1歩ですよ」
カズト「わかりました。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のパストラル・テイルズ・タロットです。
↑「悪魔」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
現代の「悪魔」は角が生えた怪物ではなく、前向きに生きていくことを阻害する各種の「依存」です。
リバース(逆さま)ですから、抜け出すチャンスなのです。
↑「ワンドのペイジ」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
「通信」を意味するカードです。現代は「スマホ」「LINE」「SNS」などです。
リバース(逆さま)ですから、それらの通信が滞ってしまうということ。
2枚を合わせ読むと、
あなたは自覚してないかもしれませんが、あること(ある人・ある物)に依存していて、あなたが前に進むことへの妨げになっています。依存相手とは「スマホ」「LINE」「SNS」などでつながっています。連絡を断ち切れば、依存からも脱却できるのです。
あなたにとって、今、大切なこと(人・物)について、改めて考えてみましょう。
あなたの今後にとってプラスになることでしょうか? むしろマイナスになるのでしたら、今が抜け出すチャンスです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。






