ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。ノリヒトさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ノリヒト「最近、うつ病じゃないかと思ってるんです」

 

僕「ご病気の診断・治療は病院に行ってください」

 

ノリヒト「それはわかっているんですけど……うつ病の原因は、僕がゲイであることだと思うんです」

 

僕「世の中では少数派ですから、それはハンディがありますけれど……」

 

ノリヒト「ゲイの人で、40~50代の人って、どうやって生きているんでしょう? 豫さんのようにパートナーと暮らしてる人ばかりではないですよね?」

 

僕「ひとり暮らしの人も多いですね」

 

ノリヒト「どうやって、気持ちを保っているんでしょうか?」

 

僕「お仕事、されてますよね?」

 

ノリヒト「26年、会社勤めしてます。入社してすぐから辞めたいと思って、でも辞めたら食べていけないし、遊びに行くお金もなくなるので、アフターファイブと土日を楽しみに働き続けてきたんです」

 

僕「アフターファイブが楽しめなくなった?」

 

ノリヒト「行きつけのゲイバーが、コロナで閉店して、ゲイサウナも行きづらくなって……」

 

僕「コロナは、だいぶ前に落ち着いて、社会生活は戻っていると思いますが……」

 

ノリヒト「50歳近くになって、新しくゲイバーを開拓する気になれません。若い子なら、すぐに馴染めるかもしれませんが……」

 

僕「老け専の店もありますが……」

 

ノリヒト「1度行ってみてゾッとしました。白髪頭や禿げ頭の爺さん同士が、人前でキスして……それ以上の行為もしてるんですよ?」

 

僕「人前ではアレですけど……。オジサン同士でも、いいじゃありませんか? ノリヒトさんは、若い人が好きなんですね?」

 

ノリヒト「老け専とか、オジサン好きとか言いますけど……。やっぱり、2~30代が魅力的で、モテますよね?」

 

僕「ノリヒトさんは、若い人にモテたい?」

 

ノリヒト「40歳過ぎたら、サッパリです。アプリ・掲示板など、ずーっと募集してますけど、恋愛どころか、デートにすらつながりません」

 

僕「相手に対する条件を緩めたらいかがですか?」

 

ノリヒト「緩めましたよ。年齢は、最初は30歳未満だったのを、35歳以下にして、今は40歳未満にしてます」

 

僕「それでもダメですか?」

 

ノリヒト「40歳未満って書いているのに、なぜか50代からメッセージ来るんですよ?」

 

僕「会ってみれば、チャンスあるとか……自分は若く見えるからとか……なんでしょうね」

 

ノリヒト「実年齢より若く見えるゲイなんて、膨大な数いるじゃないですか? それを承知で、40歳未満にしてるんですよ。もともと30代後半に見える人は要らないんです。39歳でも30歳そこそこに見える人がいるから、40歳未満にしてるんです」

 

僕「そうですね」

 

ノリヒト「僕も、いつの間にか40代後半ですから……人のこと言えないのはわかってます。でも、世間にはひと回り下の女性と結婚しているオジサンもいる……」

 

僕「そういう男性は、芸能人・有名人・資産家が多いですが……」

 

ノリヒト「20代からメッセージが来たと思ったら、サポート(援助交際)希望ですよ? こっちは真剣に恋愛相手を探してるのに……」

 

僕「『サポートはしません』と明記するしかないですね」

 

ノリヒト「落胆・絶望・腹立ちにしかならないので、アプリは退会しました。掲示板もやってません」

 

僕「アフターファイブは、何をされてますか?」

 

ノリヒト「テレビ見て、文句言ってます。バラエティー見て『やかましい』、通販番組見て『そんな素晴らしい商品なら、自分で買え』、映画やドラマ見て『台詞はハッキリ言え。演技へたくそ。学芸会並みだ』。我ながら……嫌なジジイですよね」

 

僕「気持ちはわかりますよ」

 

ノリヒト「今、リモートワークで、週に1日だけ出勤なんですが、その週1出勤が嫌で嫌で……行けば、ぐったり疲れるんです」

 

僕「外に出ると、気晴らしになりませんか?」

 

ノリヒト「疲れ果てて、帰りにスーパーに寄ることすらできません」

 

僕「買い物はどうしているんですか?」

 

ノリヒト「カップ麵・レトルトカレー・冷凍食品・チンするだけのご飯などを箱で買って、届けてもらってます」

 

僕「毎日、そういうのを食べているんですか?」

 

ノリヒト「若い頃は外食したり、弁当買ってきたりしてましたが……。最近は、値上がりしてるので……」

 

僕「節約は大事ですが……」

 

ノリヒト「早くリタイアしたいんです」

 

僕「早期にリタイアして……何か……?」

 

ノリヒト「退職金もらって、車を運転して、全国のゲイバー・ゲイサウナ巡りでもしたいです」

 

僕「地方のゲイバーは、よけいに高齢化していると思いますが……」

 

ノリヒト「そうなんですか? じゃあ、お金が続くまでウリ専(男性版風俗)を買い続けますか……」

 

僕「趣味ってないんですか?」

 

ノリヒト「スポーツって、嫌いなんですよ。小中学校から、体育が1番嫌いでした。体力も運動神経も、ないんです」

 

僕「運動以外の趣味は?」

 

ノリヒト「歌うのは好きです。でも、ゲイの合唱サークル行ったら、楽譜を渡されて、全く知らない曲を歌えって言われたんです」

 

僕「譜面見ながら……?」

 

ノリヒト「みんな、譜面が読めるんですよ。読めないのは僕だけでした」

 

僕「で、サークル行かなくなった?」

 

ノリヒト「『最初は誰でもそうだから……』って言われたんですが……。どう考えても、月2~3回のサークル活動で、すぐに譜面読めるようにはならないでしょ?」

 

僕「……」

 

ノリヒト「運動にしろ、芸術にしろ、トレーニングが必要なものを、40過ぎてから始めても遅いですよ」

 

僕「カラオケなら、楽しめばいいですよね?」

 

ノリヒト「ゲイのカラオケサークルってありますか? 少なくとも僕の地元では聞いたことありません」

 

僕「ゲイじゃないサークルや団体はダメですか?」

 

ノリヒト「ノンケ(異性愛)の中に紛れ込むのは、会社だけで十分です。『彼女いるか?』『結婚しないのか?』『子どもは?』って、必ず聞かれます」

 

僕「そうですが……」

 

ノリヒト「それだけでなく『いい女性がいるから紹介してやる』って……」

 

僕「相手は善意なんですがね……」

 

ノリヒト「善意だからこそ、始末が悪いんです。断るのが大変……」

 

僕「それは、ありますね」

 

ノリヒト「疲れきって、何もしたくない……っていうのもありますが……平日は、テレビ見ながらひとりで夕飯食べて、あとはボーッとしてるんです。土日なんか、1日中、そうです。何もしたくないというか……したいことが何もない……」

 

僕「ケーブルテレビを契約すれば、あらゆる映画・ドラマ・ドキュメンタリー・バラエティー・歌番組……より取り見取りですよ」

 

ノリヒト「これ以上テレビばかり見ても……。っていうか、やっぱり、食う・寝る・セックスが人間の3大本能ですよね? それ以上の快楽はないですよ」

 

僕「若い頃は、かなり……(遊んだんですか)?」

 

ノリヒト「ゲイバー・ゲイサウナ・掲示板……平均、週に2~3人は、相手してましたね」

 

僕「虚しいとか、感じませんでしたか?」

 

ノリヒト「虚しかったですよ。でも、それすらできなくなったら、もっと虚しいです。生きる楽しみが皆無ですから……」

 

僕「タロットのアドバイスカードを選びましょう」

 

ノリヒト「お願いします」

 

★ノリヒトさんのアドバイスカード

↑「金貨の賢人」正位置。

庭仕事をしています。雑草とりなど、大変なこともあるが、育てる喜びもあります。

 

僕「植物を育てるか……動物を飼うか……」

 

ノリヒト「賃貸マンションなので、ペット不可です。動物は好きじゃないです」

 

僕「植物は?」

 

ノリヒト「4階なので、狭いベランダしかないです」

 

僕「鉢植えでも、いいじゃないですか?」

 

ノリヒト「何を植えればいいんでしょうか?」

 

僕「園芸店で、初心者向き、今の季節から育てるタネや球根を教えてくれますよ。植木鉢も肥料も、すべてそこで買えますよ」

 

ノリヒト「ゲイバーで見た、胡蝶蘭はきれいで好きです」

 

僕「洋ランは難しいって言いますが……。園芸店で聞いてみてもいいと思います。インターネットでも調べられます。野菜なんか育てて、料理してもいいのでは? ビタミン不足解消しますよ」

 

ノリヒト「料理が面倒くさいので、洗ってマヨネーズかけて食べられる物なら……」

 

僕「それも、インターネットや園芸店で調べられますよ」

 

ノリヒト「そうですね……」

 

僕「続くかどうかを気にせず、まずは始めてみればいいですよ」

 

ノリヒト「わかりました。そうしてみます。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました。どうしても落ち込んで『うつ病かも』って思ったら、病院に行くのがいいですよ」

 

ノリヒト「はい、そうします」

 

さて、今日のパストラル・テイルズ・タロットです。

↑「節制」正位置。

少女が川べりに座っています。何かをじっと待っているかのようです。

穏やかな水面は、少女の「落ち着き」を表しています。

 

↑「ワンドのクイーン」正位置。

雪が降る夜、外に面したスペースで、寒さに耐え、編み物をする女性。

帰りの遅い誰かを待っているのです。

が、その人が帰ってきたら、「編み物をしていただけ」と答える気丈な女性です。

 

2枚を合わせ読むと、

あなたは、何か(誰か)を待っています。

その願いはかなうでしょう。

 

しかし、露骨な反応は控えましょう。

さりげなく迎えることが、賢明な判断です。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)

 

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