ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

前回、「病院に行ってみたら……。」https://ameblo.jp/frogat/entry-12439818459.html

で、「病院に行っただけで、よくなってくる」という趣旨を書きましたが、

実際の症状は、そう簡単には治りません。(よくなる気がするだけですね、当然と言えば当然です)

 

3日薬を飲み続けても咳が止まらないので、もう一度、病院に行ってきました。

もっと強い咳止めと咳喘息用の吸入ステロイドを処方してもらったら、随分よくなってきた気がします。(Tommy「よかった!」)

 

それはそうと、昨日のNHKEテレの「宮沢賢治 銀河への旅~慟哭の愛と祈り~」という番組を観て、衝撃を受けました。賢治はゲイだったという趣旨だったからです。(専門家の中では周知の事実だったかもしれませんが)

 

宮沢賢治って、女っけがなかったのは、法華経と社会奉仕にのめりこんだ「聖人」と僕は思い込んでいたのです。(ほとんどの一般人はそうでしょう)

偉大な詩人&童話作家をゲイにしたくないというのが、大多数の研究者たちの思いなのでしょうね。無理もない気もします。

 

よく考えれば、10代後半から20代にかけての若い男が、「妹が好きなあまり、または禁欲的な生き方を求めて、他の女に興味がない」なんて、なかなかあり得ない話ですよね。

 

今まで、思想的な苦悩と思われていたのは、ゲイゆえの報われない愛情の苦悩だったということです。

賢治が愛し続けた保坂嘉内は異性愛者だったから、賢治は告白すらできなかったのでしょうね。まあ、嘉内も勘づいてはいたかもしれませんが……。

 

番組で紹介されていた賢治の詩に書かれていた、「苦悩」……ゲイの視点で見ると、よくわかります。僕も、10代の頃に詩を書いていました。

誰にも見せない詩でしたが、それでもストレートには書けず、ぼかしたり、比喩表現を使って、ゲイの悩みを書いてました。

(Tommy「空潤の詩? どんな詩?」 僕「もうないよ。あっても、恥ずかしくて見せられません」)

いえ、宮沢賢治と自分を一緒にするつもりはありません。天才と一般人、月とスッポンはわかってますから。

ただ、思春期のゲイの気持ちとして、ぼかした表現しかできないというのが理解できるのです。

当時は(たぶん)ゲイ同士の交流もなく、ただひたすら保坂嘉内を愛した賢治……つらかったでしょうね。切ない思いだったでしょう。報われず、吐露すらできない思いは……。

 

ただ、「歴史上の偉人の1人がゲイだった」とまじめに取り上げられて、だからといって、その偉人の評価が下がらない世の中になったのですね。

いい世の中になりました。感無量です。

 

さて、ゲイタロット和訳の続きです。

参照:「新年の抱負~ゲイタロットを使いこなせるようになる」

https://ameblo.jp/frogat/entry-12430633781.html

 

剣:風。精神生活。

エース:アイディア。計画や計略を展開していく。(画像が横になって見苦しくてすみません。直らないのです(;'∀'))

 

2 :瞑想。将来の展望を定めなければならないのに、その状況に対して目をつぶる。または、決定を先送りにする。行動を拒否する。

 

3 :残骸。感情の嵐でふさぎ込んでしまう。傷つけられたり、裏切られたりする。

 

ゲイタロットの和訳も終盤。小アルカナ最後の「剣」に入りました。

なんとなくわかってきました。なぜ、こういう絵柄なのかが。

占い師であれ、画家であれ、出版社であれ、誰かのインスピレーションによって描かれているということに。(今更ですが)