放物線
投げ出されたそれは、もしかしたら思い描いた放物線を描かないかも知れない。
毎日を重ねるというのは、すれ違いを重ねていく事と同義であると、そう確信していく。
日々変わっていく環境や条件は、留まらず先へ進んで行けと、弱々しい心を掻き立てているよう。
今、弱々しい心に囚われているのかも知れない。
毎日、気付かないようなくらいに起こっている小さな変化に、苛立ち戸惑っていたりする。
放り出されたそれは、キレイな弧を描かずに、もしかしたら鋭角に刻みながら落下するかも知れない。
どうしてだろう。
どうしてすれ違うのか。
そのすれ違いさえ、きっと思いすぎなのは解っている。
ただそれでも、日々違っていく現実に少しだけ悲しくなる。
あぁ、かつて見た夢はやはり絵空事だった。
それを受け入れていく事が大人の対応なんだとは解りつつも、夏の眩しい陽射しに身と心を焦がしながら思うのは、やり切れないような焦燥。
放物線は、必ずしも思い描いた通りには弧を描かない。
でもそれは解っていた事だ。
毎日を重ねるというのは、すれ違いを重ねていく事と同義であると、そう確信していく。
日々変わっていく環境や条件は、留まらず先へ進んで行けと、弱々しい心を掻き立てているよう。
今、弱々しい心に囚われているのかも知れない。
毎日、気付かないようなくらいに起こっている小さな変化に、苛立ち戸惑っていたりする。
放り出されたそれは、キレイな弧を描かずに、もしかしたら鋭角に刻みながら落下するかも知れない。
どうしてだろう。
どうしてすれ違うのか。
そのすれ違いさえ、きっと思いすぎなのは解っている。
ただそれでも、日々違っていく現実に少しだけ悲しくなる。
あぁ、かつて見た夢はやはり絵空事だった。
それを受け入れていく事が大人の対応なんだとは解りつつも、夏の眩しい陽射しに身と心を焦がしながら思うのは、やり切れないような焦燥。
放物線は、必ずしも思い描いた通りには弧を描かない。
でもそれは解っていた事だ。
夏祭り
いつの間にか時間は経ち、陽が傾くのが早くなったとは言え、まだ空は夕暮れ色を随分遅くまでたくわえている。
耳を澄ますと遠くで祭囃子。
微かに掠れながら届く夏の鼓動は、懐かしさを連れて胸を切なく締め上げる。
田舎に育った僕が思い返す祭は、小規模で迫力にこそ欠けたが、それでも祭の雰囲気は心躍るような感覚を覚えさせてくれる。
溢れる人に揉まれながら、掻き分けて母親の手を握ったことを思い出す。
父は、少し離れた夜店でリンゴ飴を買って微笑っていた。
夕暮れから人込みを歩いて小さな僕は疲れを感じながらも、少しずつ暮れて暗くなっていく景色を見ながら、その時を待ち遠しくしていた気がする。
辺りが暗くなり、アナウンスが流れる。
少しのざわめきと歓声に交じって一つ、大きな花火が上がった。
明るいうちに、空を飛び交う小さなコウモリに目を奪われていた好奇心は、耳をつんざくその音に一瞬にして恐怖心に変えられて、キレイに花開く火花に泣き出した僕を、母が優しく慰めてくれた記憶がある。
大人になって、祭を好きになって、いろんな時間を過ぎながら、幼かった頃の記憶を遠くにやってしまったが、田舎にはなかった街を大規模に練り歩く、神輿通りを見ると少しだけ切なくなりながらも、あの頃の父と母の優しさと、妹の無邪気さ。そして自分の臆病さを思い出して、微笑ってしまう。
恋人と過ごした夏祭りや、仲間達と過ごした祭。
ただ一人で、遠巻きに見ていたそんなものもあった。
夏は、そんなことを思い出させる。
今年はちゃんと浴衣を着て歩いてみようかなんて、仲間と話している。
この、少しざわめく感じのくすぐるような、悪戯心に満ちた感覚は幼い心をさらに幼くさせる。
胸躍るような楽しく嬉しく、懐かしさと新たに刻む感覚を両肩にそっとベールをかけるようにもたらしてくれる。
8月の頭には、地元で大きな祭があり、キレイな花火が空を彩る。
もう、何年も見れていない。
「今年は、花火一緒に見れたらいいね」と、両親が電話口で言っていた。
本当にキレイなその風景を、いつかまた、両親と妹とで。
幼かった頃の思い出を酒の肴に、飲みながら見上げられたらと、そう思っている。
夏祭りの季節。
耳を澄ませば、遠くで優しい祭囃子。
耳を澄ますと遠くで祭囃子。
微かに掠れながら届く夏の鼓動は、懐かしさを連れて胸を切なく締め上げる。
田舎に育った僕が思い返す祭は、小規模で迫力にこそ欠けたが、それでも祭の雰囲気は心躍るような感覚を覚えさせてくれる。
溢れる人に揉まれながら、掻き分けて母親の手を握ったことを思い出す。
父は、少し離れた夜店でリンゴ飴を買って微笑っていた。
夕暮れから人込みを歩いて小さな僕は疲れを感じながらも、少しずつ暮れて暗くなっていく景色を見ながら、その時を待ち遠しくしていた気がする。
辺りが暗くなり、アナウンスが流れる。
少しのざわめきと歓声に交じって一つ、大きな花火が上がった。
明るいうちに、空を飛び交う小さなコウモリに目を奪われていた好奇心は、耳をつんざくその音に一瞬にして恐怖心に変えられて、キレイに花開く火花に泣き出した僕を、母が優しく慰めてくれた記憶がある。
大人になって、祭を好きになって、いろんな時間を過ぎながら、幼かった頃の記憶を遠くにやってしまったが、田舎にはなかった街を大規模に練り歩く、神輿通りを見ると少しだけ切なくなりながらも、あの頃の父と母の優しさと、妹の無邪気さ。そして自分の臆病さを思い出して、微笑ってしまう。
恋人と過ごした夏祭りや、仲間達と過ごした祭。
ただ一人で、遠巻きに見ていたそんなものもあった。
夏は、そんなことを思い出させる。
今年はちゃんと浴衣を着て歩いてみようかなんて、仲間と話している。
この、少しざわめく感じのくすぐるような、悪戯心に満ちた感覚は幼い心をさらに幼くさせる。
胸躍るような楽しく嬉しく、懐かしさと新たに刻む感覚を両肩にそっとベールをかけるようにもたらしてくれる。
8月の頭には、地元で大きな祭があり、キレイな花火が空を彩る。
もう、何年も見れていない。
「今年は、花火一緒に見れたらいいね」と、両親が電話口で言っていた。
本当にキレイなその風景を、いつかまた、両親と妹とで。
幼かった頃の思い出を酒の肴に、飲みながら見上げられたらと、そう思っている。
夏祭りの季節。
耳を澄ませば、遠くで優しい祭囃子。
WORK HARD
今日は朝から忙殺されるような忙しさ。
何度も何度も、同じ話を繰り返しして同じような結論に辿り着く。
堂々巡りってのは本当に精神的に力を削がれる。
話を聞こうとしないものがいつも空気を乱して、また何も手にしないままにその場を後にする。
別に傷つけ合いたい訳じゃない。ただ、お互いに想いを伝えたいだけ。
言葉にして肯定してほしいだけな、初めから何もしないと決めたらいい。
それでも現実の中で葛藤して、擦り切れながら戦っている。
でもそれはみんな同じこと。子供だってそうだ。大人だってそうだ。
だから、全てを放り出してしまうのではなく、少しでいい。いろんな声に耳を傾けてほしいだけ。
それでもいろいろな気持ちが解るから、少し切なかったりする。
今夜はYAZAWAが目を熱くするなぁ…
何度も何度も、同じ話を繰り返しして同じような結論に辿り着く。
堂々巡りってのは本当に精神的に力を削がれる。
話を聞こうとしないものがいつも空気を乱して、また何も手にしないままにその場を後にする。
別に傷つけ合いたい訳じゃない。ただ、お互いに想いを伝えたいだけ。
言葉にして肯定してほしいだけな、初めから何もしないと決めたらいい。
それでも現実の中で葛藤して、擦り切れながら戦っている。
でもそれはみんな同じこと。子供だってそうだ。大人だってそうだ。
だから、全てを放り出してしまうのではなく、少しでいい。いろんな声に耳を傾けてほしいだけ。
それでもいろいろな気持ちが解るから、少し切なかったりする。
今夜はYAZAWAが目を熱くするなぁ…