タケノコの旬は短く、他の野菜に比べると生産者が少ないからなのか、テレビやネット上に誤った情報が多数存在します。
見解は色々あるでしょうが、一生産者から、疑問に思う点を指摘します。

「タケノコの頭が緑色のものは鮮度が悪い」は誤り

鮮度は関係ありません。
頭の色でわかるのは、「頭が地上に出てから、どれくらい光に当たったか」です。
頭が地上に出たばかりの時は黄色っぽく、光が当たり光合成が進むことで緑色に変化していきます。
なので、前日に頭が地上に出ていたものは、収穫時には既に緑色だったりします。

光合成が進むにつれて、えぐみが出てくるので、頭が黄色い方が美味しいのは確か
でも、緑色のものが全てえぐみが強いわけではありません。適した土壌(赤土・粘土質)で生えたものは、頭が緑色でも、大きく生長したものでも、えぐみがあまり出ません。有名な産地のものであれば、頭の色が緑だからといって、避ける必要はないのと思います。

逆に、土壌があっていないと、頭が黄色でもえぐみが強いことがあります。隣県で竹林を借りてタケノコ栽培をしている親戚が、「あく抜きをしてもシブイ」と嘆いておりました。

まずは結論から。

「ゴーヤは、普通に食べれば毒じゃない」

ただ、「熟した種を食べるときは注意」

もう20年以上、ゴーヤを育てていて、毎年夏になると毎日のようにゴーヤを食べていますが、何ともありません。長~いものを1人1本食べても全然平気グッド!

ゴーヤですから、当然苦いです。中には、ものすごく苦いものもあります。でも、健康被害はありません。それどころか、夏バテせずに、元気に過ごせていますウインク

 

なぜ、こんな話をするかというと、1週間くらい前から、突然、ゴーヤが売れなくなったから。

テレビを見ていて、その理由がわかりました。あるテレビ番組の番宣で、危険な食材としてゴーヤがチラッと映っていたのです。

サブタイトルにも、「ゴーヤで気絶?」とあります。

まだ放送されておらず、ゴーヤの何がダメなのかがわからないため、念のため避けた人が多かったのかもしれません。

 

番組を見てみると、気絶した方は、「熟した種を大量に一度」に食べていました。

実は、私も赤いトロッとした部分が「おいしい」と聞いて、食べてみたことがあるのですが、「甘くて美味しい」ものと、「甘いけど変な味がする」ものがありました。

変な味がする種は、すぐに吐き出したのですが、黄色く柔らかくなった外側は、もったいないので調理して食べてしまいました。その後、関係があるかはわかりませんが、おなかが緩くなりました。

普段、ちょっとだけ黄色くなりかけたゴーヤを食べても平気なので、完熟したものがリスクがあるのかな。

また、完熟した種を食べても全然平気な人もいるので、ゴーヤの個体差や、個人の体質の差もあるのかもしれません。

 

いずれにしても、普通に売ってる緑(白もある)のゴーヤは、経験上、大丈夫!

 

なのに、番組では「専門家」が、「ゴーヤの強すぎる苦みが、毒である可能性があるかもしれない」とコメントしています。

 

「 可能性が  あるかもしれない 」という、なんとも曖昧で、大きな逃げ道を用意した言葉。

 

毒は苦いものが多い → ゴーヤの苦みも毒かもしれない → でも、普段は何ともないから、苦みが強いと毒なのかもしれない → 種が甘いから強烈な苦みに気づかなかった

と、都合のいいように理屈をこねくり回し、完全に想像でコメントしています。

「植物毒」の研究家ということですが、ゴーヤを研究している方ではありません

できることなら、完熟した種の周りの成分を解析してほしかった。美味しいものとそうでないものを用意して。

 

テレビでこの手のものを扱うのでしたら、その影響力を考えて、想像だけで結論付けてほしくないです。

無駄に恐怖を与え、風評被害を出すからです。

この番組については、過去にも「よく問題にならないなぁ」ということが散見していますが、長く続いているのは、

きっと、好感度が高いお二人のMCのおかげなのだと思います。私もお二人とも好きです。

だからこそ、制作している方々、責任を持って作ってください。多くの方が影響を受けます。どうか、どうかお願いします。

 

 

「前の作物を収穫した後から、今の作物を収穫するまでの間、農薬を使っていない」ということです。

種まきや苗を植え付ける前、土づくりの時点でも農薬を使ったら、ダメ。

この表示はできません。

これは、国のガイドラインに記されていることです。

農作物を売る際の「無農薬」という表示が禁止されたことから、この表示になりました。

 

ネットには偽情報も溢れていて、「植え付け前に殺虫剤を使ってる」とか、「こんな怪しい表示の野菜は危険」だとか・・・。

悲しいです。

農薬を使わないことで、虫食い等で出荷できないものが多くなります。

時には迷いが生じることもあるけれど、

やっぱり、害になるかもしれないものを売りたくない。

その一心で農薬を使わずに頑張っているのにな。

 

「害になるかも」というのは、農薬は使用量を守れば害はないとされていますが、

敏感な方もいますし、何年かしてから害が明らかになることもあります。

実験などで科学的根拠を示すには、10年以上かかるとも言われています。

本当に大丈夫かもしれないし、そうじゃないかもしれないし、です。

今広く使われている農薬で、蜜蜂が消えた原因、発達障害の一因として疑われているものがあります。

EUでは禁止になっていますが、日本では害のない農薬とされています。それはまた後日、詳しく書きたいと思います。

 

「栽培期間中農薬不使用」

なぜ、そんなややこしい表示になったかというと、

「有機栽培」は、「農薬も化学肥料も使っていない」ということが、消費者に知られていなかったからです。

「無農薬栽培」の方が上だと誤解されていたことが要因。

それに加え、普段使っている農薬の一部を使わないだけで「無農薬」と表示されることも。

そこで、国が「無農薬」の表示を禁止し、具体的にどれくらい使っていないのかを表示するようにしたのです。

 

誤解を解くための新たな表示が、また誤解を生んでいる・・・。

何とも皮肉ですね・・・

でも、私は諦めませんよ。

 

ちなみに、私は化学肥料も使わないので、「有機栽培」なのですが、

親が管理している隣の区画で一部化学肥料を使っているため、流入の可能性があり、表示できないでいます。

有機栽培は、人間以外の生物にも優しいようで、いろんな生き物が集まってきます。

それもまた楽しみの1つです。

「有機肥料にしない?」と只今説得中。