まずは結論から。
「ゴーヤは、普通に食べれば毒じゃない」
ただ、「熟した種を食べるときは注意」
もう20年以上、ゴーヤを育てていて、毎年夏になると毎日のようにゴーヤを食べていますが、何ともありません。長~いものを1人1本食べても全然平気![]()
ゴーヤですから、当然苦いです。中には、ものすごく苦いものもあります。でも、健康被害はありません。それどころか、夏バテせずに、元気に過ごせています![]()
なぜ、こんな話をするかというと、1週間くらい前から、突然、ゴーヤが売れなくなったから。
テレビを見ていて、その理由がわかりました。あるテレビ番組の番宣で、危険な食材としてゴーヤがチラッと映っていたのです。
サブタイトルにも、「ゴーヤで気絶?」とあります。
まだ放送されておらず、ゴーヤの何がダメなのかがわからないため、念のため避けた人が多かったのかもしれません。
番組を見てみると、気絶した方は、「熟した種を大量に一度」に食べていました。
実は、私も赤いトロッとした部分が「おいしい」と聞いて、食べてみたことがあるのですが、「甘くて美味しい」ものと、「甘いけど変な味がする」ものがありました。
変な味がする種は、すぐに吐き出したのですが、黄色く柔らかくなった外側は、もったいないので調理して食べてしまいました。その後、関係があるかはわかりませんが、おなかが緩くなりました。
普段、ちょっとだけ黄色くなりかけたゴーヤを食べても平気なので、完熟したものがリスクがあるのかな。
また、完熟した種を食べても全然平気な人もいるので、ゴーヤの個体差や、個人の体質の差もあるのかもしれません。
いずれにしても、普通に売ってる緑(白もある)のゴーヤは、経験上、大丈夫!
なのに、番組では「専門家」が、「ゴーヤの強すぎる苦みが、毒である可能性があるかもしれない」とコメントしています。
「 可能性が あるかもしれない 」という、なんとも曖昧で、大きな逃げ道を用意した言葉。
毒は苦いものが多い → ゴーヤの苦みも毒かもしれない → でも、普段は何ともないから、苦みが強いと毒なのかもしれない → 種が甘いから強烈な苦みに気づかなかった
と、都合のいいように理屈をこねくり回し、完全に想像でコメントしています。
「植物毒」の研究家ということですが、ゴーヤを研究している方ではありません。
できることなら、完熟した種の周りの成分を解析してほしかった。美味しいものとそうでないものを用意して。
テレビでこの手のものを扱うのでしたら、その影響力を考えて、想像だけで結論付けてほしくないです。
無駄に恐怖を与え、風評被害を出すからです。
この番組については、過去にも「よく問題にならないなぁ」ということが散見していますが、長く続いているのは、
きっと、好感度が高いお二人のMCのおかげなのだと思います。私もお二人とも好きです。
だからこそ、制作している方々、責任を持って作ってください。多くの方が影響を受けます。どうか、どうかお願いします。