ステイ・テューンド:チェット・アトキンス | かえるの音楽堂

かえるの音楽堂

70年~80年のCROSSOVER(FUSION)とJAZZを中心にAORか
らSOULまで、かえるのお勧めのGood Music Albumや音楽情報な
どを紹介いたします。

STAY TUNED:CHET ATKINS

(1985年)

 チェット・アトキンスはカントリー・ミュージックのギタリストですが、ジャズやブルースからの影響も受け、それらの音楽を自分のものとして吸収しました。そして彼のプレイは後に多くのロックやジャズのギタリストに影響を与えました。またグラミー賞も13作品で受賞し、1993年にはグラミー賞の生涯功労賞も受賞しています。2011年には“ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト”において第21位となっています。そして今回紹介するアルバムは巨匠チェット・アトキンスがTOTOのデヴィッド・ハンゲイトをプロデューサーに迎え、彼を敬愛するジョージ・ベンソン、スティーヴ・ルカサー、ラリー・カールトン、ディーン・パークス、マーク・ノップラーらのギタリストとデュエットを繰り広げている作品です。ドラムでは故ジェフ・ポーカロも2曲で参加、ベースはプロデューサーのデヴィッド・ハンゲイト、パーカッションはポウリーニョ・ダ・コスタです。そのサウンドはとてもメロウで爽やかなフュージョン作品です。アルバム・ジャケットのイメージ通りの正に心温まる貴重な作品です。

 

01. Sunrise   

02. Please Stay Tuned

03. Quiet Eyes

04. A Mouse In The House     

05. Some Leather And Lace    

06. The Cricket Ballet 

07. Cosmic Square Dance      

08. The Boot And The Stone   

09. Tap Room

10. If I Should Lose You

 

 1曲目「Sunrise」チェットと共演するのはジョージ・ベンソンです。2曲目「Please Stay Tuned」共演はスティーヴ・ルカサーです。3曲目「Quiet Eyes」ラリー・カールトン、ディーン・パ―クスと共演です。4曲目「A Mouse In The House」再びジョージ・ベンソンと共演しています。5曲目「Some Leather And Lace」はマーク・ノップラーとの共演、6曲目「The Cricket Ballet」はアール・クルーとの共演です。7曲目「Cosmic Square Dance」と9曲目「Tap Room」のギターはチェットひとり8曲目「The Boot And The Stone」はディーン・パークス、サックスのブーツ・ランドルフとの共演です。10曲目「Tap Room」は短めの曲でチェットのソロ・ギター演奏です。共演のギタリスト達もそしてチェットも楽しそうにギターを弾いているようです。この作品はギター・ファンには是非ゲットして聴いて頂きたいです。