ストリート・ライフ:クルセイダーズ | かえるの音楽堂

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STREET LIFE:THE CRUSADERS

(1979年)

 クルセイダーズがウィルトン・フェルダー、ジョー・サンプル、スティックス・フーパーの三人体制になり、これまでのグループからユニットに近い感じのグループとして活動開始した最初のアルバムです。それと共にアンサング・ヒーローズ、クルセイダーズが初めて本格的にボーカルをフューチャーし、よりポップな感じになったアルバムです。実際には前々作の「南から来た十字軍」で彼らのコーラスが入っていましたが、本格的にボーカルを取り入れたのは、このアルバムからでした。ボーカルは1曲のみで、アルバムタイトルでもある1曲目の「STREET LIFE(ストリート・ライフ)」でリード・ボーカルを担当するのが、女性歌手ランディー・クロフォードです。この曲はポップ・シングルチャートでも大ヒットしました。またその後キーボードのジョー・サンプルはランディ・クロフォードと一緒にアルバムを発表しています。この曲がアルバムの目玉ですが、もちろんその他の曲もクルセイダーズらしい良い曲揃いで、アルバムとしても彼らの代表作の一つではないでしょうか。バックアップするメンバーはローランド・バウティスタ、デヴィッド・T・ウォーカー、バリ―・フィナティ、ポール・ジャクソン,jr.アーサー・アダムス (g)、ポウリーニョ・ダ・コスタ(pec)、エイブラハム・ラボリエル、アルフォンソ・ジョンソン(b)などが参加しています。古くからのクルセイダーズのファンも買って損しないアルバムです。ジャケット・デザインもなかなか良い感じですね。このアルバムの大成功から続く作品も、“ラプソディ&ブルース”ではビル・ウィザースを、“スタンディング・トール”ではジョー・コッカーのヴォーカルをフィーチャーしました。

 

1. Street Life(ストリート・ライフ)

2. My Lady (マイ・レディ)

3. Rodeo Drive (High Steppin')(ロデオ・ドライヴ)

4. Carnival Of The Night (夜のカーニヴァル )

5. The Hustler(ハスラー)

6. Night Faces(ナイト・フェイセズ)