※この記事は私個人に起こった事を書いています。
全ての人に当てはまる事例ではない事をご了承ください。
からの続きです。
マウスピースを作る為にまたまた大学病院へ。
マウスピースと言えば金足農業高校の吉田選手でおなじみ。
※似てないにもほどがある…っっ!!
いやごめんほんまにごめん。つい折角書いたから使わないとMOTTAINAIと思って…。(そんな所で勿体ない精神発揮せんでええ)
顎関節症のマウスピースは、スポーツ用や歯の矯正用のものとは用途が違い、就寝時に無意識に歯ぎしりしたり強く噛みこむことによって、関節や筋肉の炎症が酷くなるのを緩和させるためのものらしい。
私の場合は下の歯にだけ嵌めるマウスピースを作ることになったので、まずは下の歯の歯型を取ることに。
この病院、大学病院なだけに診察の時に医師のほかに研修中の学生さんが数人ついて助手をしたりしているのだけど、この時にも私の担当の女医さんの他に2人の若い女子学生さんがついていた。
歯型を取る為のねっちゃねっちゃした冷たいガムみたいなペーストを練る作業の時に私の担当女医が一人の女学生さんに「じゃあ練る練習してみようか」と提案。
するとその女子学生が
「ええー?私やった事ないもん!できへんわー!」
ええー…先生に対してタメ口…?うそやん。(←私内心驚愕)
女子学生「わーなにこれすぐ崩れる~(キャッキャキャッキャ)いやああ、難しいわああ(ケラケラ)無理無理無理」
いや、さすがにその物言いは寛容な先生といえども怒りはるで、君…
と、思っていると
担当女医「そうそう、上手やん!それでいいよー、その調子!」
うわあこの先生めっちゃいい人ーー!!
天使や…天使がおるで…!!
怒るどころか褒め称え、励ましてやる気を引き出してあげるとは。
この女医さん、患者さんに対してもそんな感じで周りの空気がいつもほわわんほわわんと明るく楽しくなって、年齢的には多分30代前半くらいかなと思われるのだけど、こんな出来た人間が本当にいるんだなと驚くほど素晴らしい人。
(しかも仕事的にも素晴らしい実績があるらしく、診察中にしょっちゅう他所からの質問や相談の電話がかかってくる)
そんな調子でその後もわきあいあいとした会話が後ろで繰り広げられる。
女子学生「そんでぇー、その時に○○さんが○○にぃー、○○してってなってぇー」
女医さん「ふんふん、そうなんやー」
女子学生「そやねんー!ひどいやろーー?」
キャッキャキャキャ ワチャワチャ
…うん、いや、楽しいのはいいねんけど、そろそろ私の事も思い出して治療をしていただけると…(汗)
その後やっと私の存在を思い出していただき、無事歯型も取りおわり、次回はマウスピースを受け取ることになった。
顎関節症その4に続く~
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