そこそこいい会社をとびっきりいい会社に -13ページ目

そこそこいい会社をとびっきりいい会社に

株式会社フリスコ/フリスコ社労士事務所
代表取締役 特定社会保険労務士
桑原和弘

東洋哲学実践家
職業:社長の相談相手

うちも経営理念を整えましょうということになって、さて何から手をつければよいか。まずはウェブサイトなどでいろんな会社の経営理念を見てみましょう。お気に入りの商品やサービスを展開している会社の経営理念とか見てて楽しいかもしれません。

 

あれこれ眺めているうち、経営理念と言ってもそのカタチにはいろいろあることに気がつくと思います。経営理念、社是、社訓、約束、ミッションステートメント、ヴィジョン、スローガン、などなど。

 

ついつい社是と社訓はどう違うのかなどそれぞれの意味するところを明らかにしたくなりますが、まずはどんな会社がどんな理念を掲げていて、それを見た自分はどんなことを感じるか確かめてください。30社も見ればなんとなく雰囲気がつかめると思います。

 

 

 

 

 

 

 

様々な会社や組織の依頼を受け、経営理念についての理解を深める取り組みを支援しています。社員さんやスタッフさんたちに必ずたずねることがあります。次の質問、一緒に考えてみてください。

 

「経営理念があるとどんないいことがありますか?」

 

仕事の意識が高まるとか社員一同ベクトルが揃うとか、たくさんの「いいこと」が返ってきます。しかし残念ながら経営理念を掲げているだけでは何も起きないのが実際です。たくさんの「いいこと」を実現させるためには経営者をはじめとしてはたらく人ひとりひとりが経営理念を使いこなすことが必要だと考えています。




一昨年くらいから経営理念に関する依頼が増えています。経営理念の体系的な構築や再構築、それに伴う社内の意識や意図を合わせるための各種施策、採用の場面などに役立てるための外部発信施策など、やることは多岐に渡ります。

 

この春、日本中が経験したことのない状況に置かれています。多くの会社で、否が応でも事業の見直しを迫られています。事業の舵を取る社長にとって気が気じゃない時間が長く続いています。

 

社長にとって経営に力をもたらしてくれるのが「自分はなぜ経営しているのか?」の問いです。問いに対する自分なりの答が、社長自身を奮い立たせる力の源泉となります。何度でも問うてください。答にたどりついたらぜひ言葉にして社員さんたちに伝えてください。何度でも何度でも。しんどいですが頑張りましょうね。