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そこそこいい会社をとびっきりいい会社に

株式会社フリスコ/フリスコ社労士事務所
代表取締役 特定社会保険労務士
桑原和弘

東洋哲学実践家
職業:社長の相談相手

叱るタイミングは向こうから勝手にやって来る、ほめるタイミングは探していないと出くわさない。誰しも心当たりがありそうです。人間の性でしょうか。

 

そのくらいのことがなんでできないのか、教えるこっちがイライラする。どうして言ったことが理解できないのか。なんだその反抗的にも見える態度は。自分の教える能力が欠けているのかも知れない。自分のことでいっぱいいっぱいなのに、人に教えるなんてまっぴらごめんだ。

 

相手のことも自分のことも足りないところばかりが目についてしまうことになっている、くらいに考えてみてください。それが自然の摂理でもあるかのように。教えるにあたって、そういった人間の性質を把握して注意深く取り組む必要があると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある本を読んでいて「日本人の自他一体観」という記述が目に止まりました。ざっくり言うと、日本人は自分と他者とを同質の存在と認識し、同質であるから自然に心を通いあわせるという感覚というか信念を持っているのではないかと。

 

だとすれば、通じあえるのが当たり前で通じあえないのは何かが間違っている、通じあわないのはおかしい、私と通じない(私のことをわかってくれない)相手はおかしい、となってやがて間違えているのは相手や世界であるとの考えに至るのもなるほど納得だと思いました。

 

話せばわかると言うけれど話したってわかりあえないことの方が体験として多くはありませんか? 自然と通じあえるという前提を一旦脇に置いて、通じあおうとする意図、通じあいたいという欲求を確かなものにしてから取り掛かる必要があるのかも知れません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレワークの広がりなどもあっていわゆる社内SNSを始めるケースも増えました。手軽にコミュニケーションが取れたり情報の共有が効率的になったりプラス効果が期待されますが、実際にはイマイチ盛り上がらず機能不全を起こしてしまうことも少なくないようです。

 

よく聞くのが「リーダーばかり発言して誰も返信しない」という現象。せっかくのコミュニケーションツールが役に立たないどころか、かえって社内の分断につながりかねません。

 

これは何についても言えることですが、まずそのツールを何のために使うことにしたのか「目的」を何度も何度も確かめ伝え合いましょう。また、どんなコミュニケーションが交わされることを期待するのか「理想」をあらかじめ示しておくと参加する側も自分の振る舞いをイメージしやすいようです。

 

写真は思わず自販機で買ったイオンウォーター。熱中症注意です、