自然な指使いを目指してテキスト再考 | ピアノを友に Friends ピアノ教室 

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ミニトマトの成長

睡蓮の季節ですね。
この花を見てモネの有名な作品は思い浮かびません。
柔らかな花びらというよりおもちゃの花のようで。
亀の親子?も休んでいます。
あの絵画は、モネ独自のもので
そこが味わい深く、
実物以上のものを伝えるのでしょうね。


ピアノで、できるようになったことは
良くも悪くも意外と忘れないものです。
 良くも悪くもというのは、
弾きたかった曲がなかなか弾けなくても、
一度、弾けるようになれば、
忘れかけていたとしても
楽譜を見て思い出して弾けたりします。

レッスンでも、
少し前に弾いたお気に入りの曲を、
特に、小学生の生徒さんなどは、
すらすら弾いてくださったりします。

知識としての記憶とは違って、
経験に基づく記憶だからですね。

一方で、
弾き方を変えたくても
最初に覚えたものが
妨げになることもあるようです。

バッハのインベンションや、
シンフォニアを弾くと、
私も感じたことがあります。
レッスンの合間に、
友達とゴム跳びをしたりしていた小学生の頃、
とにかく音が並んでいれば
〇がもらえたようなレッスンでした。
それを、
最近になって弾いてみると
やはり、
子どもの頃の弾き方になっていました。
音が並べられるだけでも、
一応、
ためになっていることかもしれませんが…

オルガンの講座で、
バロック時代の指使いについて、
当時は、
2、3、4指を主体に使って弾いていて、
ショパンやモーツァルトも、
そういう指使いを習得していた
と推察されるとのことでした。
それは、
曲を弾いてみても感じられると思います。

今、教室でテキストにしている「みんなのオルガンピアノの本」は、
メロディーがなじみやすそうで、
手の小さな幼児でも、
楽譜と鍵盤がつながるようになることを目的に曲が作られていたりするようです。

でも、それを、
ショパンやモーツァルトのピアノ曲を弾く感覚で
弾いてみると、
「この指使いは?」と感じるところがあります。

同じ音を、同じ指で弾かないことを
鉄則に考えられているところからくるのでしょうか?

そういうところを、
今回、少し弾いてみて見直すことにしました。
それによって、

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