今日、3月6日は、かつて一緒に暮らした愛猫の命日です。
天国へ旅立って8年経ちました。
みにーちゃんと亡き夫のことを書いた記事です。
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ペットも家族と同じ。
特にみにーちゃんとは19年以上一緒に暮らしたので、
亡くなった時の喪失感は大きかった。
みにーちゃんが亡くなったのが3月6日、その確か1日違いぐらいで、
従兄のお嫁さんが、スキルス性胃がんで亡くなりました。
大好きな人でしたから、その悲しみと一緒になって、
まるで暗いトンネルに入ったみたいな時期を過ごしました。
大変丈夫な猫でした。
19歳といえば人間の年齢で100歳近いとか。
何だかヨロヨロ歩いているなあ~と思って心配になり、
動物病院へ連れて行った時はすでに腎機能がひどく落ちていて、
点滴をしてもらいましたが、
その2日後に家にて亡くなりました。
12時15分、他の家族が昼食をとっている時、
私一人に看取られて亡くなりました。
その時の苦しそうな顔は今も忘れることができません。
みにーちゃんは翌日、
近くにあるペット霊園(普通のお寺さん)で火葬してもらい、
お寺の地下にある納骨棚を一ヶ所借りて、お骨と位牌、写真などを納めました。
以降、月命日には夫と私でお墓参りをかかさず、
大好きだった鰹節、最期に食べたチュール、水をお供えしていました。
しかし、夫が悪性リンパ腫を発症してからは、
毎月は行ってあげられなくなり、
夫が2021年11月に亡くなってからは、ほとんど行かれなくなりました。
行くのが悲しかったのかもしれません。夫を思い出しますから。
そして、昨年だったでしょうか・・・
みにーちゃんの「お墓じまい」をしました。
ずいぶん悩みましたが、私も病気があり、70も過ぎ、
いつ免許を返納するかわかりませんので、
車でなければ行けない場所へいつまでお墓参りできるか考えたのです。
実は、夫を納骨する時、菩提寺の和尚さんに愛猫のお骨を一緒にして欲しいと
お願いしたのですが、それは絶対に無理ですと言われました。
それはそうでしょう。夫は喜んだと思うのですが・・・
「お墓じまい」後、みにーちゃんのお骨は合同で供養してもらっています。
みにーちゃんのお骨があった地下の納骨堂は、
寒くて暗くて、ジメジメっとしていて、
いつもかわいそうな気がしていました。
ずっとここに居るより、外へ出してあげたかったのもあります。
「お骨」って何でしょう?
魂は宿っていないのでしょうか?
ただの「物」でしょうか?
最近読んだ本の内容を思い、
自分たち人間の「お骨」についても思いを馳せました。