私は約5年前に右眼の「黄斑前膜(黄斑上膜)」の手術を、今年2023年1月6日に左眼「黄斑円孔」の手術をしました。この病気、手術について知りたい人のために、私の体験を記録します。私自身の感想なので、個人差がありますことをお断りしておきます。
ここからは、今年1月に手術した左眼の「黄斑円孔」についてお話したいと思います。
実は、5年前に右眼「黄斑前膜」と診断された時、左眼にも「黄斑前膜」があるということがわかりました。ただ、大事な黄斑部にかかっていないので視力に影響が出ていないということで、経過観察をすることになりました。この病気は視力が落ちなければ放置してもいいらしいです。
手術した右眼の術後定期検査の時は必ず左眼も眼底検査、OTC検査もしていただいていました。OTCは、眼底三次元画像解析っていうんですか、素人の私が見てもはっきり網膜の状態がわかる優れものです。
右眼の術後、しばらくは半年毎、最近は1年に1回の検査になっていましたが、左眼の視力は良かったし、歪みもあまり感じませんでした。ただ、先生が「歪んで見えるはずですけどねえ。」と言っていました。そういえば、線が少しジュワジュワ~って鎖状に見えていたかな?
日記を辿ってみると、2020年11月、視力が何となく落ちている感じがする、と書いてあります。その頃、夫が悪性リンパ腫になって化学療法真っ最中で、その付き添いでかなり疲れていたので、あまり気にもしないでいました。
2021年12月(夫が亡くなって1ヶ月後ぐらいの時)、定期検査でかかりつけ眼科を受診しましたが、眼底検査、OTC検査、視力検査すべて異常無しでした。また白内障についても、年齢なりの状態で問題無しとのことでした。また1年後に定期検査の予約をしてきました。
ところが・・・昨年(2022年)の9月頃からだったでしょうか、相当視力が落ちたと感じました。まず、運転しにくい、楽譜が読めない、そんなことで気が付きました。一時的に目が疲れているのかなと思ったりもしましたが、その後、だんだん視力が落ちてきて、毎日のように日記に「定期検査の12月までこのままでいいのだろうか?」と書いてありました。
それと、左眼の飛蚊症がひどくなってきて、まるでその名の通り大きな蚊が飛んでるみたいでした。(硝子体手術後は飛蚊症は全くありません。)あまりに心配で、担当医の予約は取れませんでしたが別の先生に診てもらうことにしました。その結果、左眼の矯正視力は0.8になっていました。1年前は1.0だったとのことで、文字が見え難いわけです。エクセルの日記や家計簿を170%に拡大して見るようになっていました。
しかし、その時は「それほど前回と変化は無いです。」ということでした。確かにOTC画像も今までと変わらないように見えました。その時点では孔はあいていなかった!それでも生活に不便なようなら、12月の担当医の受診の時に、手術の相談をしてみたらどうかと。
というわけで、それから見えない見えないと言いながら12月の定期検査の日を心待ちにしておりました。左眼はメガネの度が全く合わなくなっていたので、左眼を閉じて、右眼だけで文字や楽譜を見ていたので、とっても疲れました。生徒には「先生はなんでウィンクして楽譜を見てるんだろう?」と思われていたことでしょう。
相変わらずモーニングに時々行ってます(しょっちゅうかな?)楽でいいですよ~