前置きが長かった。
1位の受験時代。
これはやっぱり、総合力だな。
新卒時代は稼ぎがあった。
就活時代は半年と期間は長くなかった。
それに新しい街に行く喜び、色んなオフィスに入る喜びはあった。
受験時代は本当過酷だったよ。
この期間で残り人生60年が決まるんだ。
就活もそうだけど、もっと大きく関係するのはこの期間。
17~18歳の自分には厳しい選択だった。
勉強のためには、クラスの和も乱す日々。
学校はサボりがちになり、行事も適当。
その分、勉強に労力を費やした。
自分は凡人だった。
全然勉強が分からん。
でも諦めず、1つ1つ理解していくしかない。
しかし時間と体力は有限だ。
それだったら、勉強以外のものは切り捨てればいい。
本能の欲求に背き、ひたすら勉強に捧げる日々は辛かった。
それなのに勉強の伸びは牛歩。
こんなにやってんのに、何故理解できないんだ!すぐ忘れるんだ!
自分の頭のバカさを呪いたくなった。
学校はのんきな授業を続けている。
こんなんまともに受けてたら、俺のお先は真っ暗だ。
先生の目を盗んで、自主勉強をしていた。
中学までは散々、悪いこととされてたことだ。
内職、サボり、手抜き。
でも世の中、綺麗事だけじゃ上手くいかないもんよ。
おかげでズル賢さは身についたと思う。
私立で高等教育を受けて
近道の敷かれたレールに従って進むだけで
学力を伸ばしていった連中とは違う。
奴らも勉強は難しいけど、俺とは違う。
俺はこれで本当に正しいのか、考えるとこから始まる。
話を戻そう。
春が来て、まずは地盤を固め出し
夏が来て、がむしゃらに量をこなし
秋が来て、焦りつつも志望校に重点を置いた対策を行い
冬が来て、ラストスパート。
1年中、勉強漬けの日々は辛く
腰を2回痛め、偏食で体重は3kg太り
身も心も疲れ果て、性格は歪み。
最後の2~3ヶ月はずっとブーストしっぱなしで
第一志望の入試が終わったら、バテた。
最後の入試はゼーゼーで、何とか1限の英語は集中してたけど
第2志望が受かったと知ってからは
1年の疲れがドッと出てしまった。
死んだように眠った。
俺は1年やりきった。
いや、高2の頃からコツコツと努力して、
いやいや、中1の頃から真面目に勉強してきた成果が花開いた。
俺は変わった。
芸術はまるでダメ、運動も平凡、食べ物の好き嫌いは多く
小学生の頃はとんでもない落ちこぼれ。
でも努力の末、世間からそれなりに評価される大学に入った。
あれから7年。
相変わらず平凡であるし、いやむしろエリートだらけの中では
落ちこぼれに戻ったかもしれない。
しかし、あの時鍛えた
独自の視点で何が正しいのかを見極めることによって
俺はまあ幸せに生きている。
仕事ができることが幸せとは思えないな。
かっこ悪いけど
仕事はそこそこにして、プライベートを楽しく生きるのもまた1つ。
まぁ仕事が出来ない逃げだけどね。
でもかっこ悪くてもいいじゃん。
俺は出来ることだけがすべてじゃないと思うけどね。