ピアニスト松本和将さんにインタビュー | 大橋由佳のぼちぼち日記

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フレモニ火曜日9時台後半「音楽の扉」のゲストは、

倉敷出身のピアニスト 松本和将さんでした。

 

7月の児島のリサイタルと9月の岡山 ルネスホールでのリサイタルがオールショパンプログラムなので、ショパンの楽曲について伺っていきました。

 

冒頭にお聴きいただいたのは、松本さんのアルバム「ショパンへのオマージュⅢ 苦悩から昇華へ」から「ワルツ第7番」でした。

 

ワルツと聞くと、ほんわか幸せな曲を想像しますが、ショパンのワルツは違います。

 

美しいけど儚げで物悲しい、少し明るい部分もあるけど、気がついたら明るくなくなってる・・・繊細なんです。

 

松本さんは、この曲を作った頃のショパンは、ジョルジュ・サンドとの関係が破綻して、さらには自分の体調から天国に行くだろうとはわかっているけれど、その心の痛みは過去のものとして曲を作っているのではないかと、おっしゃっていました。

 

そして、この曲のホロヴィッツの名演が素晴らしく、最初の2音(ミとレ)を聴いただけで涙が出てくるんですって。

 

ちなみに、私は、この曲を弾く松本さんの姿と音を聴いて「この人は妖術使いだ」と思いました。

 

松本さんのような感性になるには、まだまだ時間かかかりそうです。

 

小さい頃から最も多く曲を演奏してきたのは、ベートーヴェンとショパンだそうです。

 

ベートーヴェンの音楽は感覚としてわかるから、曲的には友達になれそうだけど、

 

ショパンは、感覚がわかると思っていたのに、さっと扉を閉められた、そんな気持ちになったそうです。

 

その理由が幻想ポロネーズを聴いてやっとわかったそうですよ。

 

どうわかったのかは、radikoのタイムフリーでチェックしてください(9時25分頃〜、放送日から1週間限定)。

 

ショパンのバラードとスケルツォ全曲を、松本さんの生の演奏で聴ける「松本和将の世界音楽遺産 シリーズ8回 ショパン編」は、
9/16(月・祝)午後3時〜、岡山市のルネスホールで開かれます。


一般前売りが3500円、学生前売りが2000円、当日はプラス500円です。


チケットは、チケットぴあ、カンフェティ、岡山シンフォニーホールチケットセンター、アルテゾーロ・クラシカ、ルネスホール、ぎんざやで扱っています。


詳しいことは、ルネスホールのHPをご覧ください。