フレモニ火曜日「音楽の扉」のゲストは、
倉敷出身のピアニスト松本和将さんでした。
去年リリースしたアルバム「フランツ・リスト〜聖なる悪魔の調べ」について伺いました。
リストといえば、プレーボーイで、華やかで、演奏すると女性が次々に失神する(!)という伝説のピアニストで作曲家ですが、松本さんの話を聞いて印象が変わりました。
17歳か18歳で恋人にふられたため1年間家に引きこもって、「リストは死んだんじゃないか」と噂になったり、自分の悪口を言う演奏家にも援助を惜しまなかったり、40歳前には演奏活動をやめて、しばらくして聖職者になったり・・・
女性が失神する印象しかなかったので、「リストさん、ごめんなさい」と思いました。
さて、コーナーの冒頭にお聴きいただいののは、人気曲の「ラ・カンパネラ」。
聴いている人を興奮の渦に巻き込んで、そんな中、悲しみの肌触りも感じて欲しいと思って演奏したそうです。
会場の雰囲気をどんどん引き込むように、うまく作られていて、最後は爆発的に終わる、こんな曲はあるようでなかなかないそうですよ。
今回、松本さんと気が合ったのが、アルバムに収録されている「巡礼の年第1年”スイス”より”オーベルマンの谷”」がとても好きだと言うこと(松本さんと私の”好き”では深さが違います)と、人気曲の「愛の夢」がそれほど好きではないと言うこと。
好きな理由とあまり好きではない理由を、包み隠さず話してくれているので、radikoのタイムフリーでお楽しみください(9時25分頃〜、放送日から1週間限定)。
松本さんは、5月、6月、7月と岡山に戻ってきます。
5月11(土)夜7時〜「まつきとわたるとはなこのトリオ 岡山公演」が、ルネスホールで開かれます。
チケットは一般3500円、ユース2500円です。
ルネスホール、岡山シンフォニーホール、ぎんざや、Googleフォームでチケットを取り扱っています。
6/23(日)午後3時〜、「松本和将・上里はな子デュオコンサート」が倉敷市上東のレストラン ポンヌフで、開かれます。
チケットは全席5000円です。
詳しいことは、レストラン ポンヌフ デュオコンサート係 086-462-8300まで。
7/14(日)「松本和将 世界音楽遺産 in 児島 第二弾 」が、午後2時〜児島市民交流センタージーンズホールで開かれます。
特別な時間になること間違いなしです!