お腹が空いているとき、「ハ~イ、ご飯だよ」と持っていくと二匹とも
跳んできて容器が置かれるのを待っている。
この時に何の躊躇もせずに食べるのは娘猫。
いっしょに行っても娘が先に食べると(大抵そうなる)ママは、プイッと横を向いて
パソコンデスクから娘が食べ終わるのを観ている。
「これだ」
この時間差を利用すれば、うまくいくのでは・・・と思った。
まず前日、朝と夜にあげていた娘のカツオブシおやつを朝だけにした。
夜はおねだりに来たが「ダメッ」と言って×を両手ですると、あきらめる。
そして翌日、それぞれのカリカリは同じ(娘は微妙に量を減らしている)だが
娘のカリカリには粉上にした少しのカツオブシをふりかけた。
ママはカツオブシには関心がない。このカツオブシはまだ人間用。
最初に食べる位置は左右決まっているので、そのまま置いた。
案の定、娘はごはんに直行。すると前の夜にもらえなかったカツオブシが
少しだけどかかっているではないか!
これでご飯をたべ、同時におやつとなるカツオブシもゲット。
この後でママがご飯を食べ始めた。
ママは娘のご飯に移動したがカツオブシがかかっているので、食べなかった。
娘は満足。このおかげで、その日は一度も、おやつのおねだりはなかった。
ママはいつも通り、上品に食事を終えた。
ママは、チュール以外ほとんど、おやつを食べないので、
娘のご飯のやりかたとおやつをどうするかを
考えればよかったのだ。
その日からカツオブシのおやつはなしにした。
朝ごはんにかけるカツオブシを人間用から猫用に徐々に減らす
カリカリに少量ずつダイエットフードを混ぜてゆく。
う~ん、なんか嫌な予感にゃ。
娘も頭のいい仔だから、こちらの意図を理解すると、おねだりに来る。
時折、おやつを思い出すらしく、おねだりに来るが、
明らかに拒否のしぐさをすると最近はあきらめる。
これで、やせてくれれば・・・。
君の命のためだよ。