ママの宿命(太る) | フリージング・レイン~猫と娘、ときどきクリーン&ソーバー~

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アルコール依存症、薬物依存症のクロスアディクト
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成長した娘と愛猫二匹のブログでもあります。

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前回の猫記事、2020年7月22日と27日の「健康診断」2記事以来だから

2年半ぶりになる。

なぜ、あの時に二匹とも「いたって健康診断」と書いたのか、覚えていない。

実は違う。

ママ猫のアメリは、その時「ものすごく軽いけれど、生まれつきの喘息」と診断された。

 

以前、住んでいた所の動物病院では「いたって健康」と

言われていたので、ものすごく驚いた。

ママの主治医の獣医さんは「中小動物の臨床研究発表会優秀賞」や

「動物の循環器分科会アワード受賞」など数々の賞を受賞している獣医さん

だからかもしれないが、レントゲンを観て即答した。

 

「ものすごく軽いけれど、この子は生まれつきの喘息だね」と。

 

「ママが喘息?生まれつき?うそ~!え~!」と唖然・呆然としている僕を察してか、

レントゲン写真を見せてくれて、素人に分かる言葉で、

とても丁寧に説明し、その対処を指示してくれた。

 

「命に関わることはない。とても軽い生まれつきの喘息です。

もし心配なら吸入器を処方します。ただ、空気をきれいに保つ

必要はあるね」と言われ、

アレルギー検査もしてくれた。

 

この最後の「空気をきれいに保つ」という言葉に僕は反応した。

僕は2019年4月まで、とてもヘビーな喫煙者だったからだ。

そこからは別の理由で禁煙したが。

しかしママが我が家に来たのは2010年5月。だからアメリは副流煙の中で育った。

僕は激しい自己嫌悪に陥り、アメリに、とても申し訳ない事をしたと、後悔しても

どうにもならないことで自分を責めた。

 

しかし自己憐憫に浸っている場合ではない。ママのために。

ママの喘息のアレルギー物質の検査もしてもらったが

タバコではなく、何かは不明だった。

獣医さんから勧められたのは空気清浄機を設置することと

消臭剤などの空気に他の物質が混入しないようにするために使用しないことを

勧められた。

 

すぐに病院で使うような24畳対応の巨大な加湿機能付きの

空気清浄機を買った。

同時に喘息用の吸入器も処方してもらった。

世の中はコロナで大騒ぎだったが、そんなことより僕にはママの喘息の方が心配だった。

消臭剤、コロン、洗濯の柔軟剤使用もやめた。

かすかな空気の汚れに即座に反応する空気清浄機は

コロナのためではなく、アメリのために買った。

もちろん、娘のためでもある。

 

あと、アメリは本来、仔猫として過ごす時期に出産しているから

この子は、なかなか太れないかもしれないとも言われた。

だから好みの高たんぱくのフードをあげて体重を増やすようにも言われた。

 

それからのママの食事は、年齢も考慮した高たんぱくのドライとウエットに変更した。

毎回、ご飯をあげるたびに「食べた!食べた!」と一喜一憂している。

あとは脂肪が少ないので、体を冷やさないために、ホットカーペットやペット用電気毛布、

など暖房器具を買ってアメリだけでなく、二匹が冬場、暖かく快適に過ごせる空間を作った。

 

それが功を奏してか、ママはヘアーボール以外の嘔吐はほとんどなくなり、

食事も以前より、よく食べるようになった。

冬の寒い夜、アメリが暖かい部屋の自分用暖房マットの上で

幸せそうに寝ていると、それだけで僕は安心し穏やかなアメリの寝顔に

顔をうずめてとても幸せな気分になり、眠りにつく。