昨年もこの時期に、王子動物園内にある神戸最大級の異人館『旧ハンター住宅』からお届けしたような気がするけど…
周りを桜に囲まれた歴史的洋風建造物の美しさ=異人館に興味がある人には特にお勧めのスポットですよ。
▲建造物を撮りながら、前回と代わり映えしないし何か物足りないなぁと感じていたら、乃木坂46に居てそうな女性が、さり気なくモデルとして現れる(?)
神戸市の桜の開花宣言は、ここのソメイヨシノが基準になっているのは有名な話で、この日もファミリーやカップルがあらゆる場所にシートを引いて花見をしていた。
私は梅田から阪急神戸線に乗って王子公園まで来たのだが、密かに驚いたのは沿線沿いに桜が咲いている景色の多いこと多いこと。
これはZOO-1グランプリなのに、ここまで一匹も動物が出て来とらんやないかい!
(ちなみにグランプリはその記事に着いたいいねの数で決めようと思っています。今回の様に2部構成の場合はふたつの平均値で。)
と、いう訳でここから動物(UFOのような円形猛獣舎から)…
って、また桜かよ
▲歌うまJKシンガーソングライターも今やもう18才。立派な大人だよ。
時の流れは早いねえ~
まずは日本世界一WBCの興奮冷めやらぬうちに、アムールトラのショウヘイから行きましょう。
資料によるとアムールトラ(一番デカイ猫種)を日本で一番最初に飼育し、繫殖させたのは王子動物園だったらしい。
日本生まれでMLBに行き世界の№1プレイヤーになったショウヘイなら、ドイツ出身の2つ年上の人気者レーニャ攻略もそう難しい話では無いだろう。
昨年のサッカーワールドカップ日本代表のように―
▲レーニャ♀
こちらは一昨年生まれた双子のジャガー、マヤ♀。
二匹でヤンチャしまくってたアステカ♂の方は、生後10ヶ月で繫殖のため他の園に移動してしまったけれど、ぶっちゃけ(父のアトスと一緒で)真っ黒な体は見分けが付きにくかった。でもこれではっきりしたね。
私がマヤなんだと主張しながら逞しく生きて行って欲しいですね。
そして、ゆきぽよ。
これまた一見双子のようにも見えますが、実は年齢も(8才差)出身地も違います。
で、次がアムールヒョウ
皆さんはもうジャガーと豹の違い位は分かりますよね? …ってここまで来るとほんま訳わからんって事になってしまいますわな💦
一度円形猛獣舎を離れて、花見を楽しむ動物達他、これからは小ネタ集で楽しんで行ってもらいましょう。
一応パンダの観覧が中止なので、もしかすると…と思いタンタンおにぎりを買いに行くも、昼過ぎには全品売切れと張り紙が貼ってあり店が閉まっていた。
そんな状況を知ってか知らずか『ハンター住宅』近くのワラビーは人のお花見ランチ会に刺激されたかの様に思いっきり食事を楽しんでいた。
ところで最近天王寺のワラビー家族を全く見なくなってしまったけれど、何処に行ってしもたんやろ?
人の多さに刺激されたのは何もワラビーだけではなく、シロテナガザルも奇声を発しながら猛スピードで天井を渡り歩いて?いた。
隣の部屋にいるオランウータンのムムは、さすが王子の人工保育で育った子と言うべきか、人が沢山近づいてきても落ち着き払ったもので、余裕で窓から見える桜で花見を楽しんでいた、
オオアリクイのブンバも 時たま蟻を探すのを止め、夜桜コースになる場所の桜をながめていた。
2019年から3年連続で子を産んで、全員幼い頃に失ってしまったカりフォルニア・アシカのスミレ。昨年はスミレともう一匹の♀コナツにも子供が生まれ仲良く成長中。これまでのこともあるのでまだまだ安心はしてられないけれど、このまま何事も無く立派に成長して欲しいと願うのみです。
それにしてもコナツの子の名前がココナッツってオモロ過ぎるやないかい(笑)
この園にはもう一頭悲惨な目にあった母親がいる。キリンのマリン。19年ぶりに王子で生まれた一歳の娘ひまわりを、繫殖のための移動中に人間のミスで殺されてしまった。
その後、同じ両親から生まれたマリーはそんな事があったとはいざ知らずのんびり花見を楽しんでいましたとさ。
もしかするとタブーなのかも知れないけれど、一度飼育員さんにひまわりとマリーの性格の違いなど聞いてみたいもんですね。
アジアゾウのマックとズゼが、珍しく同じ敷地に入り仲良く花見をしていた。相変わらずマックは要領かまして、鼻を牙に乗せたままだったけど… 照れるなよマック
その後私は道中動物科学資料館で見つけた『物語の中のパンダ』を観るために神戸文化館に向かった。