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美しき旅路


genuineness



モーリス・ドニ   受胎告知



大好きな絵です。
きれい。





ブログタイトルの『genuineness』。


尊敬する臨床心理学者、カール・ロジャーズがカウンセラーの基本的態度としてあげたうちのひとつ、「純粋性」を意味する言葉なのです。


その時その時の自分自身の感情の動きをありのまま受け止められている状態、というかんじでしょうか。


この状態こそが、今を生きるということ、自分を受け入れるということ、そしてそうすることが本当の意味で自分を大切にするということなのかなあと思います。




生きているうちに人格が育ってきますよね。


その奥底に隠れてしまっているかもしれない魂の探求の旅、それが人生そのものなのだろうと思います。


自分自身のありのままの姿、本来の姿である魂を呼び起こす旅。

自分探究の旅。


わたしはこの人生でいったい何をしようと決めてきたのか、思い出して実現したい。

いま、わたしの中から何がよびだされているのか。。



人生は美しき旅路。







転換点

エッセイが好きです。

言葉の選び方や表現がその方「らしく」て、フッと笑ってしまうようなエッセイが、とても好きです。


江國香織さんは、小説そのものの世界に生きている人みたいで、芝居がかっていて大げさで(笑)、とても女性的な世界に浸ることができて、好きです。


松浦弥太郎さんは、たまにどんだけ女好きなんだよとイライラするときもありますが(笑)、その場の空気というか匂いも感じられるようで、好きです。



一番はやっぱり村上春樹さん。

好きな作家っていうだけなのに、まるでちょっとした知り合いみたいに、あまりに「らしい」表現の文章を読むと、「もお~」みたいに思ってしまいます。(?)




その村上春樹さんの「遠い太鼓」の冒頭部分、まさにいまのわたしが感じていることが書かれていました。



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40歳というのはひとつの大きな転換点であって、それは何かを取り、何かをあとにおいていくことなのだ、と。

そして、その精神的な組み換えが終わってしまったあとでは、好むと好まざるとにかかわらず、もうあともどりはできない。

試してはみたけれどやはり気に入らないので、もう一度以前の状態に復帰します、ということはできない。


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僕が怖かったのは、あるひとつの時期に達成されるべき何かが達成されないままに終わってしまうことだった。

それは仕方のないことではない。


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40歳という年齢だからかはわかりませんが、そういう転換点というものがあるならば、今だろうと思っています。

この文章は、いまやっと、目に入ってきた、という感じです。

もっと若いころは、スルーでした。。


二つ目の文章は、わたしはそうはあまり思わないのですが、これは男性特有のものなのかなあ。


というのも、いつかも日記に書いた長いつきあいの同い年の友人とつい先日話してこの件で意見が一致し、さらに彼は二つ目の文章と同じようなことも言ったのです。

彼はこのエッセイを知らなかったので、教えてあげました。



それにしても、こういうハナシを真剣に話せる異性の友人という存在が、とてもとてもうれしいなあと思いました。

ありがとうね、って思ったので、ありがとうって伝えました。


なんのご縁かずっと続いているふたりの、今世でのミッションは一体なんなんだろうね、この先はどうなっていくんだろうね、楽しみだねー、なんて話しました。






で、わたしには「恋愛における男性を見る力が圧倒的に無い」という指摘をされました。

男性が悪い、という意味ではなくて、その男性がわたしとどういう関係になりたいと思って、どう行動しているのかを見る力、だそうです。



…なんか妙に納得してしまい反論できませんでした。


やれやれ、笑。








1週間

この1週間、長かったです。


前の日記とは変わり、いまはみんながやさしく、被災地の方々へ心を寄せて生活していると感じます。





以下はわたしの身の回りに限って、感じたことです。



もし日本の経済が大丈夫なら、首都圏はいまのような生活を続ければいいのにと思ってしまいます。


朝から18時くらいまで集中して働き、家に帰って家族そろってご飯食べて、しばらく同じ部屋でその日あったことを話してすごして、読書などゆっくりして、寝る、そんな毎日。


今日は街もかなり人が出ていました。

そんな風に、休日は思い切り「休むこと」に費やす。



こういう、自然で穏やかな、静かな暮らしが、どこかへいっていたような気がしています。



当たり前だった便利なものが当たり前なんかじゃないんだと知って初めて、わたしたちはこれからもそれらを今までのように使っていってしまうのだろうか…それは違うんじゃないか…と考え始める。



人として豊かに生きるということ、そこで自分が本当に大切だと感じるもの。。





眩しいほどの朝の太陽の光が、驚くほど贅沢に感じる。


いつもより暗い夜道を照らしてくれる、ひときわ明るいお月さまの光が、心強く感じる。






本当に大切にしたいと思っていたことを、思い出すことができる気がします。

もしくは、思い直すことになるのかもしれません。