いわゆる「超α1脳」を持つお子さんの思考回路はまったく違います。無理に無理を重ね、やっとα1にしがみついている普通のお子さんとは根本とのところから違うんです↓
具体的に話しましょう。
まず、「超α1脳」は数字に強い。数字が自然に頭に入る。
円周率のようなランダムな数の並びをスポンジが水を吸うように暗記できる。
インド式で暗記する19×19までの計算を素数に分解し、かけ算の組み合わせを順番に並べていく方法について思い出してください。
これは以下のようにきちんと1つずつきんと整理して考えれば誰でもわかります。
しかし、「超α1脳」はこれだけ重層的な過程を一瞬かつ同時に直感で掴み取っているのです。
14=2×7
12=2×2×3
⇒14×12=2×7×2×2×3
これがスタートラインです。
14×12=168
まず、一番小さい数「2」から始めます。
168=2×【7×2×2×3】
=2×【84】
この考え方はわかりますよね?
【7×2×2×3】を計算するより、【84】=168÷2
の方が簡単です。
かけ算をひっくり返したのが割り算。たぶお式はこの考え方を面積図で叩き込みます。計算式でなく映像で取らえる。面積図は「超α1脳」をイメージ化したものなんですよ。
ならば、素数とその組み合わせを小さい順に並べ、それらの数で169を割っていけば漏れなく式を書き下すことができるはずです。
14×12=2×7×2×2×3
168÷2=84 ⇒168=2×84
168÷3=56 ⇒168=3×56
168÷【2×2】=42 ⇒168=4×42
168÷【2×3】=28 ⇒168=6×28
168÷7=24 ⇒168=7×24
168÷【2×2×2】=21 ⇒168=8×21
168÷【2×7】=12 ⇒168=12×14
168÷【2×2×3】=14 ⇒168=14×12
かけ算で考えても割り算で考えても、式を出すことはできます。
いや、面積図で考えるとかけ算と割り算は表裏一体。コインの裏表なんですよ。
「超α1脳」は表裏を同時に考える。かけ算と割り算を区別しないんです。
それでは、我々凡人が「超α1脳」に対抗するにはどうすればいいんでしょうか?(以下、続く)
今日のつぶやき
すべての文章問題は2つの面積図の組み合わせで解くことができます。中学受験塾は、天秤算、旅人算、トンネル算、流水算、差集め算……、と単元ごとに違う解法を使っている。単元を輪切りにして詰め込んでいる切がありません。すぐに脳がパンクしますよ。
以下は、面積図の組み合わせが複雑なものの1つ、過不足算です。
面積図⇒線分図⇒数式と面積図を「省略」しているのがわかりますか?
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