憑依された日

これは２年程前の話になります

彼女の誕生日のお祝いにと

神戸の《ナイト・ディナークルーズ》を予約しました

何かというと

大きな船に乗って、食事を楽しむ

ということです

昼間、あらかじめ予約していたホテルにチェックインをすませ

夜まで時間があったので

近くのショッピングモールや観光施設に出かけました

久しぶりの都会での休日を楽しみました

やがて、ディナークルーズの出航時間が迫ってきた為

船が停船する乗り場へと彼女と２人歩いて向かいました

今思えばですが

その時既に、異様な肩の痛みを感じていました

乗船した僕らは

早速、白ワインを一本頼み

ウキウキ気分で乾杯をしました

やがて、シェフが登場し

コース料理の前菜が運ばれてきました

船は汽笛を鳴らし、ゆっくりと陸を離れていきます

最高の夜になるはずでした…

《次回に続きます》

理解者

嬉しいことがありました

普通の方にはそうでもないかもしれませんが

以前の記事で紹介した

Ｈちゃん

普段は神戸にいる彼女ですが、昨日久しぶりに来店してくれていて

『最近まであの席にいた人……もういないね』

注)肉体のない方です

おおーーー

理解者がいる喜びがこんなに嬉しいとは

誰にも言えないってホントに辛いものです

金縛り

今思えば、一番ショックを受けた話題かもしれません

僕は不定期にたびたび金縛りにあうんですが

まあ、回数は違えど

みんなある程度は経験しているものだと思っていたからです

そうしたら

ない人はないんですね

というより、経験０の人の方が多かったりするんです

経験ある方は同意してもらえるでしょうが

あの理不尽さと恐怖きたら

たまらないですよね

僕のピークは５年程前で

完全にeverydayでした

当時はもれなくお爺さんの声がセットで付いてきてまして

耳元で

『…い……ぉ…おい』

という感じです 

慣れっこになってしまっていて

またきたか

そんな感覚でした

つい、先日

部屋で横になっていると久しぶりに金縛りにあい

おおっ

と思っていると

『キャハ……キャハハハ…』

小さな女の子っぽい声が

背後からしてきました

明らかに、馬鹿にして楽しんでるような気配

強い意志で

《うるさい出ていけ》

そう念じると

すぐに解放されました

余談ですが

最近、黒や白の霧のような動くものが見える事がよくあります

何でしょうね

やっぱ、アイツらなんですかね