【 内定通知書に、愛を込めて。第六編 ② 】 | 若輩社長 ~13畳からのはじまり~

若輩社長 ~13畳からのはじまり~

株式会社フリープラス 代表取締役社長 須田 健太郎 の日記

このエントリーはシリーズ化されております。

①からご覧になることをお勧めいたします。

【 内定通知書に、愛を込めて。第五編 ① 】
http://ameblo.jp/freeplus/entry-10779621403.html


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久吉さん 「はじめまして、久吉淳史 と申します。」

2010年10月1日、久吉さんが面接にいらっしゃいました。







久吉さんは、某外国語大学で中国語を4年専攻された後、中国の天津に留学・中国の企業にて営業

のアルバイトを経験したことがあるという経歴です。



中国語の発音は懸念事項でした。

中国で中国人を相手にしてビジネスを行うのであれば、発音というのは重要な事項です。

日本人にとって中国語の発音は英語を遥かに越えるくらい難しいものです。

私は、故郷(マレーシア)で、昔から、母や親戚が話す中国語をよく耳にしていますので、

どういった発音が綺麗かどうか、よく知っています。

本当に美しい中国語を話す日本人とお会いした事がありませんでしたので、

果たして久吉さんはどうかということの確認が必要だと思いました。

当時、北京出身の方が当社にアルバイトに来ておりましたので、このメンバーに面接に同席してもらい

中国語での面接を行いました。





まず、日本語での面接。

心が震えるものがありました。

まさにフリープラスと久吉さんのビジョンが一致していると感じました。



そして、中国語での面接。

衝撃が走りました。

なんて、美しい中国語なのだろう・・・。




この人と共に、中国にフリープラスファンを増やしたいと思いました。







しかし、その中でもやはり葛藤はありました。

中国人(数名)か日本人(久吉さん)か。





それぞれの強み、や弱みを、頭の中で六角形レーダーチャートにし、

分析しました。





誰と一緒に働きたいのか。誰と一緒にファンを作っていきたいのか。

そう考えたとき、自分の中に久吉さんしか頭に思い浮かびませんでした。




レーダーチャートなんて関係ありません。





世代を越えて成長し続ける企業の分析をした本に、ビジョナリーカンパニーというものがあります。

ビジョナリーカンパニーの採用方針はほぼ一貫してます。



目的地を決めてからメンバーを集めるのではなく、

メンバーを集めてから(誰と働きたいか選ぶ)、目的地を決めるというものです。




フリープラスは、昔から後者です。




久吉さんを、採用することに決めました。






【 内定通知書に、愛を込めて。第六編 ③ 】に続く






人生はいつだって最高です。

須田健太郎




過去の”内定通知書に、愛を込めて” シリーズも合わせてどうぞ。

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2009年5月31日
内定通知書に、愛を込めて。第三編 
~ 三島 拓也 編 ~

http://ameblo.jp/freeplus/entry-10272178608.html


2010年1月4日

内定通知書に、愛を込めて。第四編 
~ 真下 洸一 編 ~

http://ameblo.jp/freeplus/entry-10445152642.html


2010年10月1日
内定通知書に、愛を込めて。第五編
~ 小西 宏明 編 ~
http://ameblo.jp/freeplus/entry-10673306036.html

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