中国全土からはもちろん、世界から旅行・観光関連の企業などが参加する、
大規模なイベントです。関係者しか入れない展示会にも関わらず、潜入に成功したお話を書こう
と思ったのですが、そこまで至った経緯から書きたくなり、結果長くなりそうなので、
シリーズ化することとなりました。
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2010年8月末。
人生で2度目の中国(北京→上海)でした。
このときは、中国旅行会社のご紹介(を受ける)
会社設立の手続き・オフィス、自宅の選定のために訪中しました。
中国側で設立を代行してくださる会社の方の同級生 ”ルーさん”(会計事務所勤務)からのご紹介で、
2社の旅行会社の方のご紹介を受けました。
1社は中国で誰もが聞いたことのある大手企業、もう1社も北京で大手の旅行会社でした。
てっきり私は、会社に伺って企画の内容を提案するのかと思っていたのですが、
2社とも食事をご一緒することになりました。
中国らしい円卓のある個室で、北京料理をいただきました。
なぜ自分が歓迎を受けているかはまったくわからなかったのですが、コネがまったくなかった中
2度目の中国訪問で、旅行会社の方と出会えたことは、本当にラッキーだなぁと思っていました。
翌日も違う旅行会社の方と円卓で飲茶をいただきました。
まだ社名を出せませんが、この旅行会社がキーになってきます。
ここで出会ったかたは、王(ワン)さんという方でした。
腹をくくって中国進出に印鑑をついてきた、帰国後9月。
企画を実現するために走り回り、また8月に旅行会社の方々から聞いた要望をもとに
新たな企画を作り始めました。
この時、企画を中国語訳したり中国の旅行会社とやりとりをするために、
北京出身の岩(エン)さんにアルバイトとして来ていただておりました。
一番左から、
須田、小西さん(旅行事業部2011新卒)、岩さん(旅行事業部翻訳)、朝田さん(SEO事業部)
神田さん(管理部門)、三島さん(SEO事業部2011新卒)
![若輩社長 ~13畳からのはじまり~](https://stat.ameba.jp/user_images/20101005/14/freeplus/24/53/j/o0640048010784422449.jpg?caw=800)
※岩さんは、10月に北京に帰国されました。
王(わん)さんに企画書をメールで送り、10月中旬から中国出張であり北京にも行くので、
ぜひ打ち合わせをしましょうという提案をしました。
王さんは、ヨーロッパ担当なので、ぜひ日本部門の担当を紹介します。とアポイントが取れました。
さてさて、10月中旬北京。
中国に飛んだあと、プチトラブルが。
予定していた通訳の方と連絡がつかない!!
そして、なんとかなるだろうと、とりあえずそのまま北京へ。
北京に通訳のあてはまったくなかったのですが、
とりあえず王(ワン)さんに、つたない英語でメールをしたら、
「会社に日本人スタッフがいるから大丈夫だよ」(やはりついている)
ということになり、旅行会社の本社へと向かった。
さすがに緊張しました。
北京のオフィスビルに入り、受付で王さんとのアポイントの旨を伝え、
約1ヶ月半ぶりに再会をしました。
とりあえずゼネラルマネージャーを紹介するよとなり、一番奥のマネージャー専用個室に通され、
堅い握手。
となりの部屋の敏腕女性マネージャーもご紹介していただき握手。
私、日本でも雑談するのが上手ではなく、なかなかこの状況には緊張をしました。
どうやら日本部は朝一のミーティング長引いているらしく、30分ほど待って欲しいということになり
王さんとGABAばりのマンツーマンカンバセーションが始まりました。
慣れてくるとコミュニケーションが取れるもので、いろいろな話を聞けました。
そもそも、今回、このように自分が旅行会社にアポイントが取れていることが奇跡的だと
思っていたので、ご紹介者の ”ルーさん” とはどういうつながりかを聞いて見ました。
すると、子供が同じ幼稚園に通っていて、よく休日は一緒にバーベキューなどに行くという
友人だそうです。
つまりこうです。
フリープラス(須田)→ 法人設立代行会社(日本)
→ 法人設立代行会社(上海)→ その同級生 → 子供が同じ幼稚園が縁の友人
→ その方が所属する旅行会社の日本部 の方をご紹介いただける。
ということでした。
特に北京では新規開拓というのは難しく、基本的に紹介ベースでビジネスが展開していくのが
一般的です。
そのため、たくさんの方のご紹介がつながり、今があるのだと思い、
すばらしい機会に感激しました。
そして、30分ほど経過したとき、
急ぎ足で一人の男性が、会議室に訪れました。
「すみません・・!」
「あっ、はじめまして。日本人の方ですか?」
(日本語でしゃべるべきなのか判断するための質問)
中国国際旅行展示会に潜入せよ。② へと続く
http://ameblo.jp/freeplus/entry-10721981337.html
人生はいつだって最高です。
須田健太郎