・西日本一の極上創作イタリアン「クイントカント」in 大阪渡辺橋 | 神戸のクリエイティブ経営者 natsukiのブログ

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どうも、natsukiです。


テーマ : 「グルメ in 大阪」


体調、万全に復帰しました!!!

では前回の「ホテル阪急インターナショナル」の宿泊時のディナーです。
チェックイン時に、行き先を告げた上でタクシーの手配をお願いしておき、
時間になるとロビーに降り、そのまま現地へGO。


行きたかったお店で、ようやく行く事が出来ました。

今回は大阪一であり、西日本一と評価される極上のイタリアンをご紹介します。


・QUINTOCANTO - クイントカント





場所は大阪駅から一駅離れた、渡辺橋駅からすぐの大きなダイビルの角。

店内は白を基調としており、清潔感と異様に輝かしい明るさ、
そして所々に使われた大理石がより高級感と雰囲気を引き立てます。

このお店は、「サローネグループ」という全5店舗となる中の1店舗でして、
本店として出店した横浜店の「SALONE 2007」を筆頭に、渋谷に2店、南青山、
そしてこの大阪店が約1年半前にオープン。

本場イタリアの料理を創作イタリアンとして表現する事がグループテーマで、
しかも一つ一つのお店の個のレベル(本田調に)が抜群に高い。
それぞれの店舗がその地域でトップの評価を締めている、いわば革命グループ。

そんな中でも、新進気鋭でありながらも現在トップを取るこのお店。


前置きが長くなりましたね。
では本題に。

まずは席に着くと、テーブルカトラリーと共にメニュー表が。



メニューの一連の流れですが、
食材でしか書かれていないので全くどんな料理が出てくるのか予想出来ない。
ただ分かる事は、どれも際立つ食材ばかり。

そしてシェフのあいさつと共に、ディナーがスタート。



では料理紹介に。

・イニーツィオ


イニーツィオはイタリア語で、訳すとスタートや始まりと言う意味合い。
日本で言う付き出しの様な感覚との事で説明を受け、料理が始まりました。

右がフォアグラとレモンのウエハース、左がビーツと雉(キジ)のカルド。
冷たいフォアグラとレモンをウエハースでサンドした初めての味わい、
それにビーツも最近よく食べる機会はあるが、スープとしては初。
さらにそこにキジという超珍しい食材が入るという斬新な組み合わせ。

視覚だけでは両方冷たいイメージの二品ですが、
手に取ると本当に冷たく冷えたウエハースに、温かいスープという対極の温度。
共に美味しいというよりも、表現方法が難しいなんとも不思議な味わい。
「当店の世界感へようこそ」、とあいさつされた様な感じ。


ここからが前菜です。

一つ一つの感想を書いていけば確実に長くなり疲れるので、
ここからは割愛します。













これまた斬新な食材が組み合わされたアンティパストらしい前菜3品に加え、
魚料理のさわらと肉料理のイベリコ豚というメインが使われた最後の2品。

と、まさかのここまでが前菜(+パン)です。

もはやフルコースの概念すらなく、
このレストランでしか味わう事の出来ない湾曲した面白いコースがすごい。


そして休息の、グラニデ。



「ちょっと一緒に面白い実験をしてもらいます」との事で、
「左にある試験管を混ぜると化学反応が起こる」という。

煙が上がるのかな?色が変わるのかな?蒸発でもするのかな?
色んな期待をしましたが、意外と素朴にぬめりとした液体になるという。



ちょっとハードル上げすぎましたね、などという会話と共に後半にさしかかる。






パスタ、リゾット、共に美味い!

ここまで見た目だけでは全く味が想像出来ない、素晴らしい創作性。
これ以上とない綺麗な料理が出てきた中で、なんとメインはこちら。




和牛とソースのみというシンプルの極み!
素材でそのまま勝負という料理ですが、普通に美味しいが想像通りの味と質感。
ここまでのギャップだと、個人的にはもう少しクオリティが欲しかったな。


そして次は、選択メニュー。
2種類どちらかのチーズか、パスタを選ぶ。

そしてそれぞれ一品づつ。





これまた超シンプルな料理。
今までの創作性はなんだったんだろうと思うほどの対局感がすごい。
チーズはそのまま、パスタは家庭でも作れる物をベースに調理も超シンプル。

一品はシェーブルチーズと言うヤギのミルクで作った大きな塊のチーズ。
もう一品は、「サルサ・ポモロード」というトマトベースのパスタ。

うん、普通に美味しい。
が、特に驚くような事は無く、これも見た目通りの味わい。

聞くと、このパスタがこのお店のスペシャリテとの事。
※スペシャリテ=お店の定番メニューであり、代表する看板料理
少し最後に拍子抜けしちゃいました。


そしてドルチェ。






一つは2月と言う事で、バレンタインをあしらった濃厚チョコレート。
最後は本格的なドルチェでした。



そして最後に、コーヒー(選択可能)と共に小菓子。


以上の料理。



感想ですが、トータルでまとめるとやはり噂通りの上質レストランでした。
ただし、想像を超えてきたかと聞かれると、かなり期待感が高かっただけに
そこまで大きな満足感と言う訳でもなかったのも一つ。

どれも極美味とは言わないけれど、食材のチョイスと組み合わせが素晴らしい。
視覚・味覚共に一つ一つ存分に楽しませてくれる料理演出は、
イタリアンは好きで結構色々なお店に行ってますが、まず他に例を見ません。
ただ、最後のシンプルセレクトは個人的には物足りないなと思う部分。
個性が強かった分、シンプルならではの強さが少し足りなかった感があります。

一つ面白いなと感じたのが、カトラリーとして使うナイフがほぼスプーンだった事。
食べやすさはそれぞれ料理によって変わりますが、
イタリアンでこれだけスプーンを使うお店は初めてでした。

接客に関しては文句なしに一級。
料理のタイミング、ワインのセレクト、料理の説明、全ての受け答えが絶妙。
何を聞いてもしっかりと答えてくれる整った態勢と知識は見事でした。


ちなみにスタッフの方を見回しても、
リストランテとして平均的に見て年齢がかなり若い。

最後の帰宅時にシェフが再度あいさつに来られ、
色々と会話をしている中で年齢を聞くと、何と一つ年下の29歳!
なのにこのどこのお店にもない、驚きの感性と技術。
20代でこのグループのシェフを任される器は、おそらく測り知れないはず。

海外経験もあるようで、近い年齢と同じ様な経験に、
親近感を感じると共に少しテンションが上がりました。
おそらく普通の人が選ぶ道の逆を選ぶくらいの人生を送ってきた事でしょう。
料理を堪能すると共に、良い刺激をもらう事が出来ました。


この完成度とこの評価で、20代のシェフが中心となったグランメゾン、
色々な面でまだまだこのレストランは伸びるんでしょうね。
改めて素晴らしいリストランテ、是非また伺いたいと思います。


気になる方は是非一度足を運んでみて下さい。
「QUINTOCANTO - クイントカント」
http://www.quinto-canto.com/



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