「占いは答えじゃない、ヒントだ。」

 

ルノルマンカードのシンボルについて調べ、コア意味をつかむ企画、

 

25回目は『指輪』の登場ですよ~♪

 

Lenormand 25 指輪

 

指輪の丸は

「切れ目のない関係」

を表すんだそう。

 

そこから

『循環』

という意味が生まれてくるんだね。

なるほど~。

 

 


目次

そもそも指輪の起源って?
『25指輪』のコア
忘れがちな意味
漢字で表すと
参考リンク

 


 

 

 

そもそも指輪の起源って?

最も古い記録は古代エジプトだとか。

 

その頃指輪は

こんな目的で使われていたらしい。

  1. 魔除けや護符
  2. 地位や身分の証明
  3. 婚約や既婚のしるし
  4. 武器(←なるほど…)
 
1番はおまじないみたいなものかな。
 
「指輪をしてるから魔に襲われない」
 
みたいな。
 
2番はおそらく
シグネットリング
のことを指しているのかなと。
 
シグネットリングは、
自分の名前や
自分を示すための印を掘った
陶器や象牙・金属の指輪のこと。
 
身分証明書やハンコ代わりにしていたそう。
 
イギリスでは
紳士に唯一許されたおしゃれだったとか。
 
 
Metropolitan Museum of Art, CC0, via Wikimedia Commons
 
 
ローマ教皇の『漁師の指輪』も
一種のシグネットリングだと思う。
 
※漁師=聖ペテロ
魚はキリスト教徒のシンボル。
この話は『34魚』でね。
興味深い話だよ~
 
 
 
3番目の『婚約や既婚のしるし』というのは、
 
現代の『誓い』的な意味合いよりは
 
売約済
契約成立
 
…の意味合いが大きかったんじゃないかと。
領収書の代わりというか。
 
 
 
結婚の証として指輪を贈る習慣は
古代ローマ時代に始まったそう。
 
この習慣はルノルマンカードが成立した頃にも続いてたし、
 
今でも結婚指輪を『神聖なもの』と考える人は多い。
 
まぁ、結婚式自体『神さまに永遠の愛を誓う』儀式だし、その証拠として指輪を交換するんだから、神聖だよね、そうだよねぇ。
 
 
 
ちなみに、日本で指輪が広まったのは明治以降らしいよ。結婚・婚約指輪の習慣が一般にまで広まったのは戦後らしい。日本では指輪の歴史はまだ浅いようじゃな。
 

 

 

『25指輪』のコア

ここまでの内容をまとめると、

 

指輪のコア=契約、またその証拠

 

と考えられる。

 

婚姻も約束も、目に見えない無形の物。

 

それを見える化するための指輪っていうこと。

 

指輪をはめることによって契約成立なんじゃな。

 

こう考えると

そこまでロマンチックじゃないなぁ…。笑

 

 

忘れがちな『25指輪』の意味

指輪は丸い。

 

丸は切れ目がないことから、

『永遠』を象徴する形と言われている。

 

そこから『25指輪』には

 

何度も巡る

循環

ローテーション

 

という意味もあるよ。

 

例えば、

 

十字架+指輪

→繰り返す試練

 

とかね。

 

 

指輪(ring)、という語について

日本語と英語の辞書を引いたら、

 

『指輪』では装身具としての機能について書かれていて、

 

一方、"ring"では

主に形状(丸)や人々のつながりについて書かれていたよ。

 

丸という形状は永遠の象徴

 

という記述も見た。

 

指輪の意味って

思ってたよりずっと深いものなんだと思った。