「占いは答えじゃない、ヒントだ。」

 

ルノルマンカードのシンボルについて調べ、コア意味をつかむ企画、20回目は『庭園』。

 

ついつい『庭(にわ)』って呼んでしまうけど、庭園(ていえん)なんじゃな。

 

これは『庭』って感じ。

 

私はお目にかかったことがないけど、

 

“Garden”が“Park”になっているデッキもあるらしい。

 

現代では“Park”の方がわかりやすいかもしれないな~なんて思う。

 

 


目次

ルノルマン時代の庭園
19塔と20庭園の違い
漢字で表すと
参考リンク

 


 

 

 

ルノルマン時代の庭園

私が持ってるデッキの『20庭』を見たら、

きれいに整えられた庭が描かれてた。

 

これは、フランス式庭園というらしい。

 

フランス式庭園は幾何学的な模様を芝生や花、茂みなどで描いているのが特徴。

 

…って説明するより見た方が早いか。笑

 

はい、ヴェルサイユ宮殿の庭園じゃって。

Urbanさん撮影/WIKIMEDIA COMMONS)@Public Domain

 

うん、これを庭園と呼ぶなら

庶民の家には無いよな。笑

庭じゃねーな。

 

 

で、私が気になったのは、

 

「この庭…どうやって使ったの?」

「庭で何してたんだろ…。」

 

ってこと。

いや庶民なもんで、「見る」ぐらいしか思いつかなくて(笑)

 

で、調べてみたら、こんな感じだった。

  • お友だちと散策
  • 花のじゅうたんの上でダンス
  • 池に映った姿などを見て楽しむ
  • 手の込んだ噴水を作って権勢を見せつける

 

んー。

  • 花のじゅうたんでダンスを踊る貴婦人方を馬車から眺める紳士たち…
  • 夏には噴水を見て目で涼む

みたいな感じか?

 

何とも優雅な…

ヒマだったんだろうな…

ダンスが唯一の運動だったとかかな…

でもま、確かに『社交』って感じではあるな。

 

 

このように、

庭園は

『貴族など特権階級のもの』

という認識だったけど、

革命中に

あらゆる人のための公園

という概念が生まれ、

革命政府によって特権階級の人々の庭園が没収され、民間へ開放されたそう。

 

うんうん、この辺から

public

の概念が漂ってるよね~

 

 

 

19塔と20庭園の違い

『19塔』のところで、
 
塔は“official”だけど庭園は“public”なんやで。
 
と言ったよね。
 
日本語では
 
official:式の、正式な
public:共の、公的な
 
という風に、
どっちにも「公(おおやけ)」が使われてるからわかりにくい。
 
なので、改めて英英辞典で調べてみたで。
塔のofficial: 
  1. someone who is in a position of authority in an organization (n.)
  2.  approved of or done by someone in authority, especially the government (adj.)
  3. …他いろいろ
 
1は『ある組織において権威ある地位にある者』(名詞)
 
2は『権威ある誰か(特に政府)から認められた、または何かされた』(形容詞)
 
うん、『権威』やね。塔やね。正しさが正義やね。
 
 
一方、publicは~
庭園のpublic:
  1. relating to all the ordinary people in a country, who are not members of the government or do not have important jobs (adj.)
  2. available for anyone to use (adj.)
  3. 他いろいろ
1は『政府関係者や要職についていない一般国民すべてに関連する』(形容詞)
 
2は『誰もが利用できる』
 
うん、すべて。誰でも。一般。開かれた感。
まさしく庭園やね。
 
『20庭園』の『公共』の意味は
覚えておくと結構便利やで。
 

 

 

漢字で表すと

集/会

 

『19塔』との混同を避けるため『公』は入れない…。

 

 

 

参考リンク

庭園の意味より、publicとofficialの違いで苦労したで。。

 

他言語を完璧に翻訳するのは不可能じゃなぁ~

 

 

次は山。

星

 

個別のお問合せ

(問合せフォームへ飛びます)

星

レッスンやってます!

ルノルマンカード占い講座申込受付中

(ご案内記事へ飛びます!)