「占いは答えじゃない、ヒントだ。」

 

ルノルマンカードのシンボルについて調べ、コア意味をつかむ企画、19回目は『塔』。

 

Lenormand19 塔

棒人間以外は結構うまく描けた。

 

日本にも多重塔はあるよね。五重塔とかさ。

 

多重塔の用途は

 

仏舎利(お釈迦さまの骨)などの遺物を奉安する

 

てことだったらしく、西洋の塔とは用途が違うみたい。

 

まあ、宗教的な背景も全然違うし、当たり前やな。

 

てなわけでルノルマン的塔の意味のコア、見ていきましょー!

 

 


目次

塔の変遷
実際に占って感じた『塔』の意味
漢字で表すと
参考リンク

 


 

 

 

塔の変遷

古代から中世のヨーロッパでは

塔は軍事目的で建設されていた。

 

その後キリスト教が浸透していくにつれて、

 

塔に祈りの時間を知らせる鐘を取りつけたり

 

先を尖らせて天上への架け橋と見なしたりして

 

教会建築において

重要な構成要素となっていったんだって。

 

権力を持つ者が変わったから

建物の使い方も変えたってことじゃな。

 

ここで、

18世紀末~19世紀半ば頃、

つまり、ルノルマンカードができあがっていく過程で存在していた塔を挙げてみる。

 

 

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂(P e z i 撮影/WIKIMEDIA COMMONS)@Public Domain

 

 

ナポレオンが壊したとかいうタンプルの塔

修道院の端にある大塔(カルナヴァレ博物館蔵/WIKIMEDIA COMMONS)©Public Domain

 

タンプルの塔は修道院の一部かつ『テンプル騎士団』の本拠地だったとか。

 

また、フランス革命時にはルイ16世一家が幽閉されていたらしい。

 

 

なるほどなぁ。

 

 

軍事は国とか領主の管轄でしょ。

教会はキリスト教の偉い人(←何て呼ぶのかワカラン)の管轄。

 

『俺の塔のがデカいぞ競争』なんてのもあったらしいし、

 

塔は権威の象徴だったのかもね。

抗えない力。

絶対的権威。

ofiicialな感じ。

 

『19塔』が

政府

大企業

大病院

を表すのも納得がいくよね。

 

 

王族を収容していた塔をぶっ壊したナポレオンは、

 

俺がフランスのトップなんじゃ~!!

俺は権力あるんだぞー!!

 

っていう気持ちだったのかもね。

王党派の排除に一生懸命だったもんね。

 

ナポレオンの生涯についてはこれがわかりやすかったよ。全12巻.。

 

 

 

 

実際に占って感じた『塔』の意味

とはいえ、ルノルマンカード占いをする時には
 
『抗えない力』とか別に関係ないトピックが多いよね。笑
 
なのでここで、
私が実際に『19塔』を読んだときに
どんな意味を汲みとったか書いておくね。
  1. 孤独
  2. (右に『32月』で)感情的引きこもり
  3. 頼るのが苦手(あたしなんかが頼んでも…系)
  4. 上から目線
  5. 傲慢(「俺○○社なんだ~」的な)
  6. 意識高い系
  7. 高慢ちき
  8. 高身長
  9. ステータス志向
  10. オフィシャル○○(ブログとかYoutubeとかSNSとか)
  11. 表向き、建前
  12. 法律、規則
『19塔』の表す孤独は、『21山』の『疎外感』とは違って、
 
自分でその状況を選んでいるというのがポイント。
 
頼るのが苦手な人は、
『自分が頼んでも断られそうだから』
って勝手に決めて頼まない。
結果、一人で頑張る道を選んでる。
そして孤独を感じるわけなんよ。
 
 
権力者は全ての責任を負う。
弱みを見せてはいけない。
決断は自分がしなければならない。
こんな風に思ってたら、そりゃ孤独になるわな。
 
 
経験上、塔のカードが出るときは
一人で何とかしようとしていることが多いと思う。
 
あまりに塔のカードが出るときは、
ちょっと振り返ってみるといいよね。

 

 

 

漢字で表すと

威/高

 

 

 

 

参考リンク

東アジアの塔と西欧の塔の用途があまりに違ってビックリした。笑

 

「我々が『19塔』の意味をつかみにくいわけだよなぁ…」

 

って思った。やっぱり成り立ちを調べるって大事じゃなぁ…。

次は庭園。

塔は“official”だけど庭園は“public”なんやで。

どう違うんじゃろうな~。

 

星

 

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