週末、ほぼ5年ぶりくらいのキャンプに行った。キャンプの楽しみは、なんといっても、「ザ・炭火焼!」。素材は、塩コショウとレモン汁でほんの少し漬けた鶏のもも肉、岩塩と胡椒でシンプルにいただく霜降り肉の和牛、そして秋の味覚、脂たんまりっのサンマ!それらを赤~く熱した炭火でアミ焼きにする。じっとじっと見守り、皮にこんがり焼き目がつき、素材の脂がぽとっと出てきたところで、そら今だ!食べるぞー!
この味…。この瞬間…。どんな高級料理にもかないませんよ。ふむ~。
炭火のなかにほおり込んた焼きいもは、甘~くて、ほくほくとねっとりの間くらいの見事な食感で、これまた、美味なり…。オイ、おまえ、どうして、こんなにうまいんだろ、このやろ!とタケシさんに変身してしまいそうだった。
空の下、風が体のまわりを踊り、川の流れる水の音が心地いい。こんな環境で食べる食は、シンプルで、素材に真正面から向き合った料理がいい。