先日、日本人のマイムのプロと話しをする機会があった。
「壁を体で表しているだけでは、単なるジェスチャーなんです。
壁を手で触ってみて、そこでどう感じたのか。
向こうに行きたいのか、それとも壁があってホッとしたのか。
その気持ちを表現してこそ、マイムなのです」
手話と同じだ。
手話は、手の形だけを真似していては、手話にならない。
そのとき伝えたい“気持ち”を表現してこそ、手話は言葉になる。
きっと文章も同じなのかもしれない。
字面だけ追っても、文章は文字にしかならない。
その奥にある気持ちを伝えようとしてこそ
文章は言葉になる。
いつか、言葉になった文章を伝えたい。