にんじんを生で食べるとビタミンCを破壊するって本当?~ヨガジャーナル~ | 長谷部茂人 マイノリティレポート

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にんじんには「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれています。この酵素はビタミンCを含むほかの食材と一緒に食べるとせっかくのビタミンCを破壊してしまうと言われてきました。

しかし、近年の研究ではアスコルビナーゼは破壊しているのではなく、ビタミンCを「酸化」させているだけだそうです。

酸化したビタミンCは、体内に入れば酸化前と同じビタミンCの働きをするため、ビタミンCは失われていないと考えられます。

アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質をもっているので、もし不安な場合はこの性質を生かして、煮物や炒め物などすればアスコルビナーゼの働きを抑えられます。

生でにんじんを食べる場合は、酸に弱い性質を生かして、酢や柑橘類で和えたマリネにしたり、酢の入ったドレッシングを使うことで、アスコルビナーゼの働きを防ぐことができます。

にんじん入りの野菜ジュースを作るときは、レモン汁を加えるといった工夫をしてみましょう。

https://yogajournal.jp/22233

 

【お酢入りドレッシングでビタミンC・・・OK!】